05

05
新たなチョイス!
移住・⼆拠点居住

テレワークになった、お家や周辺地域で過ごす時間が増えた、遊びに行く場所が制限された、などのコロナ禍における様々な生活変容により、移住や二拠点生活を検討する動きがでてきています。

テレワークが進むことで、
郊外移住検討者が増えるかも?

SUUMOが4月に実施した調査によると、テレワークが続くなら、4人に1人が住み替えを検討と回答。(※1)広さや自然豊かな環境を求めて、通勤も可能な郊外エリアやフルテレワークを前提にUターンや地方への移住を検討する動きも。

田舎に二拠点目を持つという選択肢も

コロナ禍を経て、二拠点居住の意向者は27%にまで増加
(コロナ禍前と比べて13%UP)(※2)
実施者の約5割は20代~30代の若者で、世帯年収800万円未満

デュアルライフ実施者の属性

[ 年代 ]

[ 世帯年収 ]

2018年11月「デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態」調査

郊外移住・ニ拠点暮らし  実践事例

CASE A 郊外へ移住

テレワークをきっかけに移住に
踏み切った人々

高尾山のふもとで、趣味のトレランに打ち込む日々

もともと世田谷区に住んでいたが、2LDKで20万円以上もする家賃を割高に感じたことがきっかけで引越しを検討。二人ともテレワーカーだったことから、都内にいなければいけない理由もないと、夫の趣味のトレランの練習場所であった高尾への引越しを決意。

よりよい子育て環境をもとめて北杜市へ

正社員として働き続けられることを条件にあこがれだった移住を決意し、ご夫婦ともにフルテレワークができるIT系の会社に転職。広々とした家に自然環境がたくさんの理想の暮らしを実現。

湘南でマリンスポーツ&子育て

“自分の人生で通勤ほどムダな時間はない”。そう考えて、職住近接の都心暮らしから、湘南の海の近くにマンション購入。リビングには作業用デスクをオーダーし、キッチンカウンター下はホワイトボードを張るなど、おうちオフィス仕様とした。

海近くのスローライフを求めて伊豆へ

都会の喧騒から離れた海の近くのゆったりとした暮らしにあこがれて、テレワークがある会社に転職したことをきっかけに引越しを決意。週1~2回テレワークをし、週末は趣味の釣りやSUP(サップ)を満喫。

CASE B 二拠点居住(デュアラー)

平日は都心、
週末は田舎暮らしを満喫する人々たち

蓼科で家賃月約2万円の駐車場つき賃貸を二拠点目にもつ、のびのび子育てデュアラー

仕事も遊びも両立できる家はないと考えており、都内の家は仕事に行くため、蓼科は遊ぶためと使い分け。蓼科では趣味である自転車やスノーボードを子どもと一緒に楽しむなどして、自然でのアクテビティを満喫。

いすみ市で古家DIYを家族や友人とともに楽しみながら、
二拠点ならではの子育てを満喫

三軒茶屋の賃貸と別に、千葉のいすみ市にボロボロの古民家を購入。子どもと一緒にDIYを楽しみながら週末を過ごす。子どもたちも、既製品がない中から自分で遊びを見出す喜びや成長を見せている。

軽井沢に定年前にプレ移住。働き方や暮らし方をゆるやかに田舎暮らしにシフト

50歳を前に、西軽井沢と東京で二拠点生活を開始。「定年後は田舎暮らしをしたい」という想いを、新幹線通勤が可能な場所に二拠点目を構えることで、10年前倒して定年前に実現。50代の今だからこそできる楽しみ方もあり、田舎暮らしを前倒ししてよかったと実感。

長野県小布施町で都会生活だけでは得られない感覚を求める地域貢献デュアラー

東京のデザイン会社で働きながら、小布施町ので地域振興に携わる。自分のスキルが地域の役に立つ感覚、刺激的な人とのつながりは都会生活だけでは得られないと話す。

  • ※1:2020年4月「新型コロナ禍を受けたテレワーク×住まいの実態調査」より
  • ※2:2020年7月「リクルート住まいカンパニー実施調査」より(2018年11月「デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態」調査との比較)