発⾒!
家事が楽になる⼯夫
外出自粛期間や新型コロナウイルスの影響を受けて、家事の負担を感じた人も多かったといえます。今までなんとなく感じていた負担や不自由なことが、今回家で過ごす時間が増えたことをきっかけに改めて考え直すきっかけになっているのではないでしょうか?家事を楽にする家や空間づくりの工夫は年々進化しています。
家時間が増えたことで負担が増えた家事
家事が楽になる間取り事例
日常の使い勝手を考えた間取り設計で、
毎日がグッと楽に!
「スライド式」キッチンで動線を最短化
キッチンとダイニングを横に並べ、動線を最短化することで、今までアイランドを回り込んでいた時間を短縮。料理をつくったらサッと横のテーブルに出せ、スムーズに配膳・片づけができる。
「見せる収納」で家事が楽に
人から見えるキッチン上のラックや背面の棚板上に、厳選した食器や雑貨を置き、コンロ下は重たいホーロー鍋を両手で取り出しやすいよう、扉は設けずオープンな棚にして作業しやすくするなど、見映えと使い勝手のバランスを考えて収納すると毎日の取り出し・片付けも楽に。
洗濯は「洗う」「干す」「しまう」を一体化
洗濯は、ランドリールームやファミリークローゼットを設け「洗う」から「干す」と「しまう」を一体化。乾燥機付き洗濯機や浴室乾燥機を利用して「洗う」→「干す」の作業までは同じスペースで済むことが増えてきたが、「しまう」スペースを洗濯と同じスペースに設けることで畳む・戻すといった負担が減り、効率化できる。
玄関近くの洗面台で感染予防も
感染対策への意識の高まりで、玄関近くに洗面台を設けたいという人も増えている。ウイルスや風邪の感染予防だけでなく、散歩後のペットや外で使った備品や道具などの洗い場としても活用できる。