ブランズシティ千葉ニュータウン中央 （取材レポート）

「当社の推進する“環境先進マンション”は『グリーンを追求するデザイン』『持続可能な未来品質』『人生のパートナーとなるサポート』という3つの価値を追求しています。

『グリーンを追求するデザイン』という点では、“人は自然とのつながりを求める本能的欲求がある”という『バイオフィリア』思想に基づいて、外観や共用空間のデザインをしています。

『持続可能な未来品質』では、一次エネルギー消費量の20%削減を目指した『ZEH Oriented』仕様、CO2の排出を抑制するため低炭素化された建物であること、太陽光発電パネルやEV充電器、実質再生可能エネルギーを電力として供給する仕組みを搭載していることなどが挙げられます」

「『人生のパートナーとなるサポート』でも広範囲な取組みがありますが、ひとつ挙げるのであれば防災の観点からのサポートですね。元々周辺エリアは下総台地上に位置し、強固な地盤であるという理由から国内外各社のデータセンターが多く、安心感があると仰る方が多いエリアですが、非常用飲料水生成システム「WELLUP」やマンホールトイレを導入し、防災備蓄も行います。

住む方にとって価値があることはもちろんですが、環境に優しいことで、地域からも愛されるマンションを目指している点が『BRANZ』らしい特徴だと思っています」

「共用部には本格的なサウナを備えています。サウナを導入したのは、サウナに期待される効果・効能が、より一層“ウェルビーイング”な暮らしの実現に近づくのではないかと考えたことが大きな理由です。例えばフィットネスルームで運動をした後やワークラウンジでお仕事をした後など、日常の様々なタイミングでサウナをうまく掛け合わせていければ、より心身ともに充実した暮らしを維持する上で効果的なサイクルを生み出すことができると考えております」

「また、これまであまりサウナを使ったことが無い方にも魅力を感じていただけるよう、空間づくりやデザインにはこだわりました。札幌の『エスコンフィールド』など国内で多くの著名サウナを手掛けるTTNE株式会社に本プロジェクトのサウナ監修をしていただき、本格的なサウナ体験を日常的にしていただけるよう水風呂や、庭の緑を感じながら外気浴ができる空間を設けました。水盤を配置することで視覚的にリラックスいただくことができたり、予約制とすることで混雑しないような仕組みになっていたり、本格的かつ非日常が感じられるサウナ空間になっていると思っております」

「入居者の方が行き来するエントランスホールは、最も大切な空間だと考えています。横3スパン分の広いホールは全体が縦2層分の吹抜けになっており、高さと奥行きのある空間です。

デザイン会社『フォワードスタイル』監修の『Natural healing=安らぎ』という考えのもと、“緑”や“時”、“素材”といったテーマを設定。重厚感のある石調の柱や、安心感を演出する門柱灯、木のインテリアなどマテリアルにこだわり、新築でありながらヴィンテージ感もある空間を目指しました。

天井や棚に植栽を配置し自然に緑が視界に入る工夫もしています。木の風合いや植物の潤いを五感で感じながら、自然に還帰していくかのようにリラックスできます」

「エントランスホール横のラウンジでは、月に2回程度週末にマルシェを開催する予定です。地元産の野菜や食品を通して、地域とのつながりを感じられたり、交流を育んだり、地産地消を促進したりといった効果が生まれることを期待しています。今後は協力いただける方をさらに増やして、地域交流の接点として発展を続けていけるようになればと願っております」

「エントランスホールの上階にはワークラウンジを配置しています。ここからはエントランスホールの吹抜け部分と特徴である吊り照明や植栽が見渡せるようになっています。

ワークラウンジ&スタディラウンジ内はカフェのようなオープンな空間と完全個室のワークブースが4部屋、他にカウンターデスクや電話用のブースという構成です。

オープンな空間はお子様にも使っていただける場所になっている一方、ワークブースのほうはよりテレワークに適した集中できる空間になっています」

「フィットネスルームにはランニングマシンをはじめ用途別にトレーニングマシンを揃えています。サウナと同様に、このフィットネスルームも“ウェルビーイング”というテーマにこだわって、様々なマシンを導入しておりますので、ぜひこちらにもご注目いただければと思います」

「住戸プランの平均専有面積は75m²超。全プランで必須条件としたことが3つありまして、ひとつはリビング横の洋室がウォールドアであること。スライドドアではなく、開放時にドアを完全にしまえるウォールドアにすることで一体感に違いが出ます。可変性は長くお住まいいただく上で重要ですので、いかにして優れた可変性をもたせるかという点にはこだわっております。

ふたつ目はウォークインクロゼットを全戸に配置したことです。さらに、物入などの収納を各所に設置することで、収納量と使い勝手を追求しています。例えば洗面室のリネン庫や洗濯機置場の上部に吊戸棚を配置していたり、実生活で必要な収納位置にこだわり、作り込んでいます」

「最後は設備面で、生ごみを粉砕処理するディスポーザとビルトイン食器洗い乾燥機が標準搭載となります。ディスポーザはリフォームして入れるということが困難な設備です。一方で食器洗い乾燥機は入居後の導入も可能ですが、新生活のスタート時から家事負担を軽減して心身の充実した日々を送っていただくためには必須の機能だと考えて搭載しました。

マンションが日々の暮らしにより良いサイクルを生み、住民の方々が活き活きと生活される姿を想像して、本マンションの計画を進めてきました。この街の魅力と共に、BRANZらしい環境先進マンションとして、長く愛される存在になることを願っています」