以前お母様と一緒に暮らしていた二世帯住宅に夫婦2人で暮らし、2階を中心とした生活をしていたそう。しかし、老後の負担や夏の暑さを考え、1階の暮らしを希望。夫人の茶室をつくりたいという思いも重なり、リフォームを決意したKさんご夫妻。以前は2階にご夫婦のLDK、1階にお母様が使用されていたミニキッチンと寝室がありましたが、今回のリフォームで1階にご夫婦のLDK、2階のLDKがあった場所に茶室を計画。抜けない壁が多い2×4工法の住まいですが、不要な壁を撤去してL字型キッチンをオープンに取り入れ、開放的なLDKを実現しました。また、構造の制約がある中で、床を上げて炉を切るなど細部までこだわり、本格的な茶室を叶えています。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 25年 |
間取り | [ Before ] 6LDK+S → [ After ] 6LDK+S |
目的 | 間取り変更・スケルトン、デザイン重視、収納力UP |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、和室、浴室・バス、洗面所、トイレ、収納、その他 |
新しくした設備 | 洗面台:1階 LIXIL/L.C 洗面台:2階 TOTO/エスクア トイレ:1階 TOTO/ネオレストRH キッチン:1階 LIXIL/リシェルSI キッチン:2階 tool box |
費用 | 1030万円 |
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費用概算 |
仮設・解体工事: 992,000円 木工事: 3,572,000円 内装工事: 988,000円 建具工事: 65,000円 設備機器: 1,185,000円 電気・給排水工事: 1,307,000円 その他工事・諸経費等: 2,191,000円 |
工期 | 約3ヵ月 |
リフォーム面積 | 約72平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
担当者は娘が幼稚園の頃から家族的な付き合いがあり、人柄も知っているし、知り合いの家を手掛けるなど実績も把握していました。よく知っている人に頼んだ方が、要望も気軽に伝えることができて安心。他の会社は検討せず、迷わずアクアラボさんに決めましたね。
以前はお母様と一緒に暮らしていた二世帯住宅の間取り。その名残で2階を中心とした生活をしていましたが、老後の階段の上り下りや夏の暑さも気掛かりだったそう。また、ご夫婦2人の暮らしに水まわりも2つは不要。さらに茶道の先生をしているご夫人からは、2階に8畳間の茶室をつくりたいというご要望もありました。
壁の移動に制限がある2×4工法の住まいですが、二世帯住宅を一世帯住宅に改修したこと、本格的な茶室を計画したことが今回のポイント。抜けない壁が多い構造の制約に配慮しつつ、1階のLDKにはL字型キッチンを取り入れ、トイレの位置も変更して浴室の拡張にも成功。建具やサッシ、エアコンなど使えるものは既存を残し、コストカットも図りました。また、2階の茶室は2×4工法ですが付け柱によって真壁のように演出し、床を20cm上げることで炉を切ることも実現。手前畳は京間、他は江戸間にするなど細部に至るまでミリ単位で調整しました。
二世帯住宅の間取りに夫婦2人で暮らし、2階にご夫婦のLDK、1階に以前お母様が使用していたミニキッチンと寝室がありましたが、このたび1階にご夫婦のLDK、2階のLDKがあった場所に茶室を計画。抜けない壁が多い2×4工法の住まいですが、不要な壁を取り払い、L字型キッチンをオープンに組み込み、開放的なLDKを実現しました。
2階に新設した茶室は、2×4工法ですが付け柱によって真壁のように演出し、床を20cm上げることで炉を切ることも実現。また、手前畳は京間、他は江戸間を採用していますがサイズが異なるため、板間を入れるなど空間をミリ単位で調整。網代天井や床の間にもこだわり、格式や決まりごとに則して本格的な茶室を形にしました。
パントリーを新設し、壁沿いに大きなカップボードを設置することでキッチン周りをスッキリ。茶室と隣接したキッチンには和箪笥を置いて着物の着替えなどもできるバックヤードとして充実させました。「茶道には箱の中に箱が入った道具が多く、荷重がかかるので、棚の厚さを太くしてもらうなど、細部までこだわりました」。
以前はお母様が使われていたミニキッチンと寝室がありましたが、間仕切り壁を取り払い、1階にご夫婦の開放的なLDKを計画。「視線が抜けるようになり、大きな窓から外の緑を借景として楽しめます。2階中心の暮らしは夏暑かったのですが、1階の暮らしは涼しく快適。買い物から帰ってきて重い荷物を2階まで運ぶ必要もなくなり、ストレスがなくなりました」とKさん
以前ご夫婦のLDKがあった場所に計画した8畳間の茶室。手前畳は京間、他は江戸間を採用。床の間の天井は網代天井を取り入れ、下座は網代天井にしてはいけない規則があるため、竹天井を提案し、役釘と言われる特殊な釘や金物も入れるなど本格的な茶室を追求した。「2×4の住まいは床に懐がないため、炉を切った茶室は諦めかけていましたが、床を上げる工夫で見事に叶えてくれました」と夫人
抜けない壁が多い2×4工法の住まいだが、不要な壁を取り払い、L字型キッチンをオープンに組み込み、開放感を演出。壁沿いには大きなカップボードも設置した。「キッチンでは無駄がない動きができ、カウンターも造作してもらったので配膳や片付けもラクラク。忙しい時間帯はここで食事を摂ることもあります」と夫人
茶室の裏側に、茶事や懐石をふるまうための調理スペースやお祖母様とお母様から受け継いだという和箪笥を置いて着物の着替えなどもできるバックヤードを配置
茶室に通じるホスト側の動線も確保。茶室内にある仏間の障子戸を外して、廊下に「けんどん」というレールにはめこむ手法でディスプレイ可能に。まるでそこに窓があるかのような見せ方がポイントだ。「これは自分たちでは思いつかない発想。担当者からは家づくりが好きなことが伝わってきます。だからこそ、このような課題を解決できるアイデアが湧いてくるのだと思いました」とKさん
生活の拠点を2階から1階に移すにあたり、1階の洗面室・浴室を一新。タオル等をたっぷりしまうことができる収納も魅力的。「納戸を縮小し、洗面室側から使える収納の提案には、『さすがプロ』と感心しました。要望もほとんど叶えてくれたので大満足です」とKさん
会社名 |
アクアラボ(株式会社アクアラボ)
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