グランドメゾン松屋町駅前 （取材レポート）

同物件のすぐそばを流れる東横堀川。江戸時代には天下の台所として栄えたこの周辺には、注目の美味しいお店が点在しています。

そんなお店の一つである「島之内フジマル醸造所」は、世界でも数少ない都市型ワイナリー併設レストラン。地下と1階はワインの製造工場と貯蔵庫になっており、2階部分がレストランとなっています。同レストランは柏原市にある自社畑で栽培したぶどうを使用したワインも製造しており、フレッシュなワインと美味しい料理を楽しむことができます。店長でありソムリエの河端さんに、お店の魅力について伺いました。

「ワインをもっと気軽に楽しんでほしいという想いがあり、名物の生樽ワインはできるだけコストを下げて550円というお手頃な価格で提供しています。通し営業を行なっているので、昼間からワインを楽しまれるお客様も多いですね。気取らず来てもらえる雰囲気なので、気軽にお越しいただけると嬉しいです」

周辺の印象を伺うと「懐が深い街」とのお答え。「心斎橋なども近いのですが、この辺りは喧騒から距離があり、ちょっと隠れ家的な街だと思います。アクセスも良く、自転車があればどこへでも行けてしまいますし、暮らすにはとても便利な場所だと思いますよ」

昼間からワインを楽しむちょっと贅沢な休日を楽しんではいかがでしょうか。

2021年11月に松屋町筋商店街内にオープンした「石臼挽手打 そばの音」は、10年以上大阪のそばの名店で修業された横田遼さんと妻の路子さんご夫婦が営まれています。自慢の十割そばは、コシが強くなめらかな喉越しが特徴。そばの香り高さも楽しめます。また同店は「蕎麦屋飲み」がコンセプトとなっており、出汁巻き卵や自家製鴨みそ炙りなど、お酒に合うメニューも充実しています。ご自身たちも周辺にお住まいとのことで、なぜここに出店されたかを伺いました。

「このあたりには長屋が残っていたり、情緒がある雰囲気が好きで。お店も古民家のような雰囲気にしたいと思っていたのもあり、このあたりだと合いそうだと思っていました。立地も良い印象で、幅広い年代に来てもらえそうだと思い、ここに出店を決めました。松屋町は下町というより落ち着きのある街という印象ですね」（遼さん）

オープンされてからしばらく経たれて、街やお客さんの印象を伺ってみると「人がとても温かくて、素敵なお客さんが多い」とのこと。「女性一人で来てもらうこともありますし、うちは家族連れでの来店も大歓迎。国産、自家製、無添加にこだわっているので、お子さんがいるご家族も安心して利用してもらえたら」と話す路子さん。昼も夜も使いやすく、ここに住むと定番のお店になりそうです。