クレストシティ鎌倉大船サウス （取材レポート）

本物件で特徴的なのが、リビングダイニング横の「マルチスペース」。テレワークや収納など、家族ごとに用途をカスタマイズできる空間です。「じつは『リビング学習』は、音に敏感な子だと集中できないんです。その点、マルチスペースは一人でこもるのにちょうどいいスペース。勉強部屋として活用すれば、個室でありながらリビングの家族と同じ空間で過ごす安心感もあります。引き戸なので開け具合で子どもが家族とのつながり度合いを自分で調整でき、自然な自立も後押ししてくれます。住まいに自分たちを合わせるのではなく、自分たちに住まいを合わせられる自由度の高さは大きな魅力ですね」。

また、収納には「家族がリラックスして暮らせる」秘密が。「人間はアクション数が増えると面倒に感じます。寝室に入る、クローゼット前へ移動する、扉を開ける…と動作が増えるごとに収納ハードルは上がります。しかし、本物件のビッグウォークインクローゼットは廊下からもアクセスできるので、帰宅して廊下の扉を開けるだけで収納完了。位置も素晴らしいです。しまうべき場所があり、その収納を楽に使えることで自然と『しまう習慣』が身につき、常にお部屋はスッキリ。人間の五感は8割が視覚情報なのでモノがあふれた空間では脳が情報処理で疲れてしまいますが、物がないと脳の負担が減り、心穏やかに暮らせます。空間デザイン心理学の観点から、理想的なプランニングと言えるでしょう」。

「敷地内の提供公園や、共用施設のキッズスペースは、子育て家族にとって嬉しいですね。外に面したテラスも居心地のいい空間。視野内に緑があると人間は自然とリラックスできます。同じ場所で顔を合わせる同世代の家族との会話が弾み、マンション内コミュニティも生まれやすいでしょう。緑豊かなアプローチを通り抜けることで、オンからオフへ自然と気持ちを切り替えることもできます」。
コロナ後にニーズの高まったワーキングスペースについても「敷地内にある」ことが重要、と続けます。「人間は面倒くさがりな生き物ですから、行き来の時間が発生すると負担が大きくなり、結局行かない・やらないとなりがちです。その点、本物件の共用施設は気軽に行ける場所にありますから、活用しやすいでしょう」。
さらに、共用部の魅力は利便性に留まらず、自宅でも職場でもない「サードプレイス」を持てる点もポイントです。「たとえば、ラウンジでひと休みしてから帰宅すれば、ストレスを持ち帰らずに済みますよね。自宅でもない、職場や学校でもない『第三の居場所』があることで、暮らしに豊かな選択肢を加えられます。快適に生活するうえでの大きなメリットと言えるでしょう。これが可能なのも、大規模マンションならではの魅力ですね」。