古いマンションが、オンリーワンの新しい空間に。間取りは一度スケルトンにして、ゆとりの1LDKをプラン。広いLDKの隣にホームオフィスを設けて、デザイナーやライター、プログラマーなど、自宅で作業をする生活スタイルでも快適に暮らせる。デザインのコンセプトは「インダストリアル」。天井はコンクリートスラブをむき出しにして、電気配線の鉄管を縦横に。壁は塗装で仕上げて、カラーやレンガ張りでアクセント。間仕切りや棚はできる限り既製品を使わず、木や鉄、コンクリートといったラフな素材の良さを引き立てている。洗面室やトイレ、玄関はゆったりと使える広さに。可動間仕切りは、暮らし方や居住人数の変化にも柔軟に対応していく。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | - |
築年数 | 37年 |
間取り | [ Before ] 3LDK → [ After ] 1LDK |
目的 | 中古購入、間取り変更・スケルトン、デザイン重視、バリアフリー、リノベーション、収納力アップ |
リフォーム箇所 | LD、キッチン、寝室、書斎(オフィススペース)、トイレ、洗面所、浴室、玄関、廊下、パントリー |
新しくした設備 | キッチン・システムバス・洗面化粧台:Panasonic、トイレ:TOTO、給湯器:リンナイ |
費用 | 850万円 |
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費用概算 |
仮設工事: 200,000円 衛生設備工事: 200,000円 解体工事: 1,500,000円 住宅設備機器: 1,550,000円 内装工事: 3,950,000円 その他工事: 500,000円 電気工事: 600,000円 |
工期 | 3か月 |
リフォーム面積 | 66.22平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
部屋の間仕切りや内装、設備をすべて取り払い、床の段差も解消していきます。敷島住宅の「STAY GOLD」は、スケルトン状態からスタートする定額制のリノベーション。自由な間取りや自分らしいインテリアを選び、新しい設備機器に交換することで、築年数の経過したマンションでも自分だけの新築空間を実現していただけます。
オフィス兼自宅として、オンオフどちらも快適に過ごせるプランニング。どこにいてもゆとりを感じられるように、毎日使う水回りや玄関は面積を広げ、部屋とLDKの間は緩やかにつながる造作の間仕切り壁を設けました。パントリーや適材適所の造作棚を設けて収納面にも配慮。広い空間をスッキリ使っていただけると思います。素材感を大切にした武骨なイメージに合わせて、ソファやラグなどの家具もコーディネート。築40年近いこのマンション内には弊社が物件購入からリフォームを手掛けた実績が多くあり、工事面でもスムーズでした。
大浦 理人
築40年近いマンションの間仕切りや内装を取り払いスケルトンの状態に。自宅で仕事をするクリエイターの生活に合う間取りをゼロから計画しました。オフィススペースをきれいに保てるよう、収納を兼ねた可動間仕切りを造作。LDKはバルコニーからの光を取り入れて、ゆったりとくつろげる大空間に。水回りや収納面も快適です。
インダストリアルがコンセプト。天井は構造材のコンクリートをクリア塗装のみで仕上げ、配線を露出。壁はレンガをアクセントに。間仕切りは鉄で造作し、革のソファや木のテーブルをコーディネート。既製品をほとんど使わず、棚なども合板で造作。塗装や張り方をあえてラフに仕上げ、武骨なイメージを生み出しています。
室内全体の床を上げてフラットに。掃除をしやすく、つまづきにくくなりました。その分、むき出しにした天井が開放的。LDKの掃き出し窓と寝室の窓には内窓をプラス。インテリアに馴染む上、断熱性・遮音性もアップし、大通り沿いでも静かです。毎日使うトイレや洗面所は拡大して設備も一新。快適な住まいになりました。
キッチンの壁には本物のレンガを用いて、ラフな素材感を伝えている。見せる収納となる飾り棚を造作し、奥にはパントリーも設計。3面に可動棚があり、食品やキッチン用品などをたっぷりしまえる。オフィススペースとの間は、鉄の柱と合板壁でつくった間仕切りを。上部は空間をあけているため、空調効率が良く、開放感も得られる
2つの個室+LDKに細かく区切られていた間取りを、一つの広いLDKとして設計し直した。リビングには、バルコニーから光と風が入り、ゆったりくつろげる。オフィススペースとの間には、造作の飾り棚を設けた
床を上げて室内の段差を解消したバリアフリーの住まい。上階のコンクリートスラブをむき出しにして天井高を確保し、開放感もアップした。ブルーの塗装壁にレンガのアクセントは、あえてラフな仕上げに。視線や空気を通しながら緩やかに空間を分ける間仕切り壁は、コンセントなどの目隠しにもなる
寝室とオフィススペースは一つの洋室。空間を分けるのは、収納を兼ねた可動式の間仕切り(写真奥)だ。自由に動かすことができるため、それぞれの空間を広げたり狭めたり、いつも「今」の使い方に合わせて間取りを変化させることができる
玄関の近くに設けた寝室。洋服やカバンなど、身の回りのものをリビングに持ち込まず、いつも美しく保てそうなプランニングだ。廊下側とは壁ではなくカーテンで区切ることで、広がりを生み、コストダウンにもつなげている。内窓を付けたため、大通りに面していても静かに過ごせる
水回り設備や専有部分を通る配管、給湯器はすべて交換。洗面所やトイレは奥行を広げてゆったりと使える広さに。フロートタイプの洗面台は空間を広く見せ、アクセントとなる壁紙が上質な雰囲気
会社名 |
敷島住宅(敷島住宅株式会社)
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