息子さんとの同居を機に、二世帯住宅へとリフォームされたMさま。2階建てだったが、1階にゆとりがあったこと、また程よい距離感を保ちながらもお孫さんを見守れることから、1階に両世帯の空間を確保するプランを提案した。南側にあった和室や広縁を、南側の庭を眺められるようそれぞれの世帯のLDKや親世帯の寝室とした。和室は1室になったが、趣を残しながら再生した。「一級建築士だった私の父が建てた家なので、希望通り一部でも残すことができてよかったです」。新たに設置した浴室は子世帯が、離れにある浴室を親世帯が使うなど、程よい距離感を保って快適に暮らされている。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+長男夫婦+子ども4人 |
築年数 | 32年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] その他 |
目的 | 二世帯 |
リフォーム箇所 | 玄関、リビング・ダイニング、キッチン、和室、洗面室、トイレ、浴室 |
新しくした設備 | キッチン/クリナップ、トイレ/TOTO、バス/TOTO |
費用 | 1600万円 |
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費用概算 |
仮設解体工事: 2,000,000円 基礎工事: 600,000円 外装工事: 500,000円 内装工事: 1,000,000円 木工事: 5,000,000円 建具工事: 3,500,000円 設備工事: 3,200,000円 その他工事: 200,000円 |
工期 | 約4カ月 |
リフォーム面積 | 176.00平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
2階を子世帯にするか別棟にするかなど色々検討。その中で、大和ハウスリフォームさんから提案された1階を二世帯に分けるプランが最も理想に近かったんです。基礎の補強など地震対策もしっかりしていただき、安心して任せられました。もともとの真壁と息子世帯の大壁との調和のとり方など、意匠面でも満足しています。
和室ばかりの間取りで、キッチンも一つで浴室はありませんでした。二世帯住宅として暮らすには、使いづらく水回りも老朽化が進行。物置や納戸も有効に使われておらず、機能的ではありませんでした。
1階のスペースにゆとりがあったので、両世帯それぞれの空間を創出。南側に庭があったので、子どもたちがのびのびと過ごせるように庭に面した明るく開放的なLDKを子世帯の空間として提案しました。また一級建築士でもあったお父さまが建てられた大切な家ですので、和室の一つは、床の間や欄間などを残しながら再生したのもこだわったポイントの一つ。水回りは分離して、程よい距離感を保って、お互いが快適に過ごせる住まいとなるように心掛けました。4人のお孫さんと一緒の、にぎやかな暮らしを楽しんでいただけたら嬉しいですね。
設計担当/松本 昌樹(左)、リフォーム営業担当/芝波田 英一(右)
1階のスペースにゆとりがあり、お孫さんを程よい距離感で見守れることから1階を二世帯それぞれの生活空間に分けることで、快適に暮らせるように設計。もちろん、基礎の補強など地震対策もし、安心して暮らせるように配慮されています。
二間分の和室や広縁、廊下の一部をとり込んで、明るく開放的な子世帯のLDKが生まれた。リビング、ダイニングからは南側に続く庭ともつながり、のびのびと過ごせる。子どもたちも元気いっぱいに走り回っているそう
インテリアにもこだわられ、ブラウン系でまとめている。リビングの壁にはストライプのクロスを張り、さらにテレビを壁付けに。「ここでDVDを見るのが楽しみです」と息子さん
コンパクトながらも使いやすい親世帯のキッチン。勝手口と窓から光と風が十分に入り、気持ちよく過ごせる
八畳間だった仏間を4畳半にすることで、親世帯のリビングを広くとることが可能になった
会社名 |
大和ハウスリフォーム(大和ハウスリフォーム株式会社)
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対応エリア |
全国
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会社概要データ |
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お問い合わせ先 (TEL・FAX) |
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その他のデータ |
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