「立派なつくりの農家住宅にひと目惚れでした」と、中古の平屋住宅を購入されたWさん。購入して1年程、元の住まいと行き来して、夏の暑さや冬の氷点下の寒さを体感。古き良き建物の良さを残しながら、住宅性能の向上や不便な点の解消を目指しました。間取りに関しては、南側にあった居間をLDに変更。家の一番隅に位置していたキッチンは、LDと程よい距離感の場所に移設。建物の気密・断熱・換気性を高め、快適な住環境を実現しました。「扉もなくワンルーム感覚になった空間は掃除も楽です。また、室内が常に同じ温度に保たれ、冬でも薄着で過ごせて快適。冷え症の妻は、とても喜んでいます」。長期優良住宅仕様にしたことも大きなポイントです。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 35年 |
間取り | [ Before ] 6DK → [ After ] 2LDK+S |
目的 | 中古購入、間取り変更・スケルトン、自然素材 |
リフォーム箇所 | LD、キッチン、洋室、寝室、浴室・バス、洗面室、トイレ、納戸、収納、玄関、外壁・屋根、他 |
新しくした設備 | キッチン・カップボード LIXIL システムバス LIXIL 洗面化粧台 LIXIL トイレカウンター 住友林業クレスト LDK・廊下・広縁の床 住友林業クレスト |
費用 | 4130万円 |
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費用概算 |
仮設・解体工事: 3,330,000円 木・左官工事: 13,520,000円 内装工事: 3,090,000円 建具工事: 400,000円 住宅設備機器: 6,810,000円 電気・給排水工事: 4,810,000円 その他工事・諸経費など: 9,340,000円 |
工期 | 150日 |
リフォーム面積 | 144.69平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
立派な農家住宅にひとめ惚れして、購入を決めました。住友林業ホームテックに決めたのは、技術力やノウハウ、素晴らしい建材を扱い、木に対する取り組みに秀でているからです。何度もディスカッションして、なんとか要望を叶えてくれようとする姿勢も印象的でした。生まれ変わった今の住まいに、とても満足しています。
W様は農家住宅を購入後、元の住まいと行き来することで、夏の暑さ、氷点下まで気温が下がる冬の寒さなどを経験されました。そこから導き出された課題は高気密・高断熱・高換気など家の基本性能を向上させることでした。間取りに関しても、現代のライフスタイルにマッチする空間づくりを要望されていました。
お住まいの基本性能を高めるために、気密性に関してはLDの大きな窓を樹脂サッシのトリプルガラスに、換気は自然換気では十分でないと考え、24時間の換気システムを導入。外気はフィルターを通し、室内の空気と熱交換を行い、できるだけ室温に近づけるようにしました。断熱性を高めるため天井は二重天井にして、気密シートの上に断熱材を施工。二重天井の間に空間ができたことで、メンテナンス性も良くなっています。さらに床下暖房と小屋裏エアコンの採用で快適な住環境に。間取りに関しては、視線が抜ける広々とした空間を心がけました。
リフォームエンジニア/倉持 伸行
Wさんが購入された農家住宅は古い建具などが立派で、できる限り再利用したいと考えていました。そこで、古き良き建物の良さを残しながら、高気密・高断熱・高換気など住宅の基本性能を向上。これにより空調の効きも良くなり、家全体が常に適温となる住環境を実現。長期優良住宅仕様の快適な住まいに生まれ変わりました。
北側の隅にキッチン、南側の一番いい場所に居間があるという間取りを現在のライフスタイルに合わせるため、居間をLDに変更。さらに、LDと程よい距離感の場所にキッチンを移設しました。「リフォーム後はLDがひとつの空間になり、視線の広がりを感じられるようになりました。掃除が楽になったのもいいですね」と夫人。
「床板は場所ごとに最適な素材を選びました」とWさん。チークの無垢床を基本に、寝室は素足でもひんやりしないように気泡を多く含んだ温かい杉材を、キッチンは耐衝撃性の高い素材をチョイス。心地よい木の素材感と温もりを感じられる住空間に仕上げています。
2つの和室をLDに統一し、広々とした視線の抜ける空間を実現。無垢床をはじめ全体の木の温もりも魅力である。天井の断熱性を高めることで、窓を大きく取っても快適な空間に。「ダイニングは以前と同じ場所ですが、窓が大きくなったことで開放的になりました」とWさん
「キッチンはあくまで作業場なので、LDとは程よい距離感に。場合によっては切り離せるようにしたい。その方が妻の負担も少ないので」という要望を受け、家の一番隅に位置していたキッチンを、LDと程よい距離感の場所に移設。必要に応じて両空間を扉で仕切れるようにしている。夫婦二人の時は、開け放して広さを楽しんでいるという
元の8畳の和室をキッチン空間に変更。8畳のままだと広すぎるので、間仕切りをして隣に家事室を新設した。「キッチンは必要に応じて扉で仕切ることができるのが便利ですね」と夫人
段差が大きく、上がりにくかった玄関は式台を設けることで昇降しやすくしている。式台はWさんが用意した1枚もののテーブルの天板を大工が寸法を測って切断して、2段の階段に。見事な仕上がりに満足感も高いという
会社名 |
住友林業のリフォーム(住友林業ホームテック株式会社)
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対応エリア |
全国(一部エリアをのぞく)
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会社概要データ |
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お問い合わせ先 (TEL・FAX) |
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その他のデータ |
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