ファインスクェア府中緑町 （取材レポート）

府中の森公園を日常的に「お庭」のような感覚で利用しているNさんご一家。広い公園での過ごし方は1つではないと教えてくれました。

「小さい公園だと子どもたちも飽きちゃいますが、ここではそんな悩みはありません。遊具の数がとても多いので『先週はこれで遊んだね。今日はこれの遊具で遊ぶ？それとも広場でかけっこする？』と、その日の子どもの気分に合わせられるのがいいですね」

ふらっと立ち寄ると、学校や地域の顔見知りとばったり会うのもここでは当たり前。仲良し同士で新しい遊びに夢中になる隙に、ママ同士で情報交換が始まります。

子どもたちの元気な歓声が青空へと吸い込まれていく夏のじゃぶじゃぶ池、ほんのりと桜色に染まる春の庭園コーナー。寒々しい冬枯れの風景はなく、いつも自然の雰囲気を楽しめる「府中の森公園」は、四季を通じて人が訪れる地域に癒しとくつろぎをもたらす場所なのです。

「ランニングコースやサイクリングロード、バーベキュー広場といった街の中心でもありながら自然の魅力を感じる施設もあります。フリーマーケットや園内の美術館で開催される無料イベント「ぱれたんとむら田」、大道芸人の方がいらっしゃるなど、いろいろな楽しみ方ができます。府中の森公園は単なる公園ではなく、大人も子どももみんなが時間を忘れて過ごせる広大な遊び場のような感じです」

外国人の夫と共に長くヨーロッパにお住まいだったSさん。一人息子の子育てのために帰国を決め、新しい住まい探しをスタートさせたのが４年前のことでした。

昔、吉祥寺、国分寺付近に住んでいたこともあり、なんとなく東京の西側で暮らしたいと思っていたSさん。整った街並みやアクセスの良さに惹かれ府中へ。初の日本での生活となる夫は、街と自然がひとつになり、人のぬくもりも感じられるこの街を住むほどに好きになると話してくれるそうです。

「都心方面にいくことも多い夫は、『新宿』駅までは直通だし、『渋谷』方面も『明大前』駅の乗り換えでノーストレスだと言っています。また、京王線と南武線が通る『分倍河原』駅を起点とすれば川崎・横浜方面へも出やすいですし、『府中』駅前から出ているバス便を使えば中央線が通るJR「武蔵小金井」駅へもスムーズに。『東京』駅に行く場合はこのルートが効率的ですね。
仕事で羽田空港を利用する時はリムジンバスが大活躍してくれます。発着時間はやや早朝ですが、電車を乗りつぐ面倒さに比べれば多少の早起きなんて苦になりません」

「府中の森公園、府中市郷土の森公園などの公園がもたらす豊かな自然のロケーション、大國魂神社が地域を見守るように存在する街並みは、他の街にない『府中』の魅力だと感じます。古くから続くものと、新しいものが融合するこの街独自の雰囲気に居心地のよさを感じますね」