住宅評論家。見学したモデルルームや現地は2,000物件以上、担当クライアントは100社を超える。住宅購入セミナーや執筆活動、社員研修など積極的に活動中。
移住の成功の秘訣は、日常生活がマンネリ化せず、街に愛着を持てることだ。都心では次々と新しい店がオープンし、様々なイベントが催されるなど、刺激的な出来事が多いが、地方に行くと都市の規模が小さいため、変化が少ない傾向にある。ゆったりと暮らしながらも、日常が楽しく、愛着の持てる街を選ぶという観点で考えると、開南エリアは沖縄が好きな人にとっては魅力的な街である。
観光客で賑わう「国際通り」は有名だが、その他にもいくつものアーケード街(※2)や通りが迷路のようにつながっている。沖縄の食材や洋服、雑貨、カフェ、飲食店など、様々なお店がずらりと軒を並べ、沖縄の日常の暮らしを見ることができる。
歴史のある通りや、昔ながらの活気のある市場(※3)に身を置くと、一瞬昭和にタイムスリップしたような、とても懐かしい気持ちになる。なんともいえない沖縄独特の雰囲気に心が引きつけられる場所である。これは、沖縄好きの人にはたまらない魅力だろう。実際、この雰囲気が気に入って、移住したという人も多い(※4)。
その一方で進化を遂げた先進的なエリアでもある。ハイアットリージェンシー那覇沖縄のような都市型リゾートホテルが建設され、それに伴い穏やかな時間を過ごせる飲食店や、インテリアショップなどが次々と誕生している。開南は、古き良き沖縄と、進化(※1)する沖縄の絶妙なミクスチャーを楽しめるエリアなのだ。
さらに開南エリアの特徴は、県内外の食材が集まる市場という顔を持つ点である。
沖縄の台所と呼ばれる「那覇市第一牧志公設市場」や、120店舗が入居する「のうれんプラザ」は、生鮮、果物、肉、花、惣菜など、さまざまなものが手に入る。常に新しい発見が絶えない場所だ。地元の人も観光客も訪れる、まさに「ちゃんぷる」な場所であるが、移住者も数多く暮らし、沖縄の日常を垣間見ることができるエリアである。
移住・２拠点居住を検討するなら「ブランシエラ那覇開南プレミスト」。「資料請求」ボタンより【物件エントリー】をしていただくと、物件の最新情報やコンテンツをメールにてお届けいたします。(右：外観完成予想図 ※6)
LESTEL NAHA(約200m)
移住の場合、日々の食事も重要なポイント。食べ物が口に合わなかったり、食のバリエーションが少ないと、日常生活が楽しくないからだ。商店街や市場(※3)をはじめ、身近に食事をする場所が多い開南エリアは、食の面でも魅力的な街である。
沖縄の郷土料理はもちろんのこと、和・洋・中・仏・伊など、料理のジャンルのバリエーションは豊富だ。市場には、地元ならではの食材やお惣菜が並び、その場で購入して、食べ歩くことも可能。
また、お洒落なカフェや老舗の店、創作料理の店やヴィーガン向けの店、大衆的な居酒屋からファミリー向けのカジュアルな店、さらに特別な日に使う高級レストランまで幅広く揃っている。
徒歩やタクシーで行ける範囲にお店が充実しているので、その日の気分やTPOに合わせて店を選べるのが嬉しい。選択肢が多いということは豊かさの証でもある。
実際、街を歩いていると、あちらこちらに美味しそうな飲食店が目に付く。食事をしてみたが、どの店もとても美味しかった。美味しい物を食べると幸せ感が増すので、足元にグルメの街が広がっていると思うとワクワクしてしまう。街を散策しながら、隠れた名店や自分のお気に入りの店を探すのも楽しいだろう。(※7)
那覇哀歌(約350m)
食事の場はコミニケーションを形成するのに最適な場である。開南には様々な飲食店が集まっているので、人と触れ合う機会が多いこともメリット。もともと観光客が多いので、地元以外の人も温かく迎えてくれる土壌ができている。街を歩いていても、気さくに声をかけられることがよくある。
お店に来るお客がすぐに仲良くなり、地元の人と観光客が一緒に盛り上がることも多い。
居酒屋で、隣同士の人が仲良く意気投合したりするのもよく見る光景だ。オーナーが移住者の店も多いので、暮らしの情報交換ができるのも心強い。食事を通して、地元の人と交流することで、自然とコミュニティに参加していくことができる。そういう機会が多いのがこの街の魅力だろう。
今回いろいろな場所を取材したが、特に気に入ったのが「せんべろ」を売りにした松尾エリアの赤ちょうちん街である。1人でふらっと来て、会話を楽しみながら2、3杯飲んで次の店へとハシゴをする人もいれば、毎日お気に入りの店に通う人もいる。ここは、初めて会った人でも仲良く会話ができ、気取ることなく交流ができる社交場のようになっているのだ。それが目的で足しげく通う人もいる。
朝昼晩と、一日中、食を楽しむ場所には事欠かない。食事が楽しくできる環境が整っていることが、移住にとってとても重要な要素だと、あらためて感じた。
ブンコノブンコ(約270m)
街での暮らしを体感したところで、移住して活躍する人物に、インタビューを行った。
井口氏：ボストンから那覇への移住ということですが、どうしてここを選ばれたのでしょうか？
松丸氏：東京→カリフォルニア→ボストンと拠点を移し、MIT大学院を終了した節目で帰国を考え、沖縄では良い時間の使い方が出来そうな気がして。結局バリバリ仕事していますが(笑)
井口氏：沖縄の暮らしはどうですか？
松丸氏：とてもあたたかいコミュニティで、受け入れて頂いている感じがします。近隣のビジネスオーナーと共に壺屋ナイトマーケットというイベントを2回開催したのですが、結果的に来場１０００人と大盛況でした。
井口氏：それはすごい。地元の人とのコミュニケーションがうまく取れていますね。これからやってみたいことはありますか？
松丸氏：実は新しい商業施設やデジタルアートミュージアムの建設など、色々と企んでいます。（笑）あわせて、今後もローカルスモールビジネスとコラボし、新商品開発を引き続き深掘りしていくつもりです。
井口氏：ゆっくりと仕事をするはずが、ものすごく働いていますね。
松丸氏：そうですね、結局どこにいても仕事をしてしまう性ですね。（笑）東京とはまた違ったビジネスの進め方が沖縄にはあって、それも楽しんでいます。
松丸さんのような、街を面白くしたいと考える方の存在が、街のソフト面での楽しみを生み出していると感じた。
井口氏：沖縄移住のきっかけは？
加賀谷氏：東京での仕事を辞めて、3年間程海外に行き、その後、自然がある、ある程度都会で、空港が近い、暖かいなどを考えて、沖縄に来ました(笑)。
井口氏：休みの日は何をされてますか？
加賀谷氏：ビーチを散歩をしたり、カフェに行ったり、北部へキャンプに行ったりしています。
井口氏：沖縄で暮らしてみて、いいところはありますか？
加賀谷氏：いいところは、人があったかいところですね。商店街のおばちゃんに、おすすめのお店に連れていってもらったり、仲がいいです。そして一年を通して暖かいということですね。お洋服代が減りました（笑）。
井口氏：ここでは、移住者向けの交流会が開催されていると聞きました。
加賀谷氏：参加者は２０代から４０代と幅広く、定年退職されて北海道から移住というような人もいます。最近、高齢の方の移住が多い気がします。「買い物はどこにいくの？ 住むとしたらどのエリアがいい？」などの話題が多いですね。
井口氏：こういう交流会があるのは心強いですね。那覇に暮らす移住者の特徴は？
加賀谷氏：食べ飲みが好きだから那覇という感じでしょうか（笑）。ダイビングが趣味の方は、休日に海に出かけるという人が多いですね。
井口氏：今後もいろいろとイベントをされると聞きました。
加賀谷氏：英語を学びたい人向けにはLanguage Exchangeを土曜に開催しています。また、社会人落語のイベントなど、生活が豊かになるイベントを実施していきます。
移住者が多い地域なので、このようなイベントに気軽に出向けば、知人・友人が作りやすいのも、開南エリアの魅力であると感じた。
開南エリアは日々の刺激に溢れ、空港への便がよいため、都心と行き来しやすい。そして、思い立ったら青く輝く海も近い。移住初心者にとって、不安やマイナス面の少ない暮らしを送ることができるかもしれない。
移住・２拠点居住を検討するなら「ブランシエラ那覇開南プレミスト」。「資料請求」ボタンより【物件エントリー】をしていただくと、物件の最新情報やコンテンツをメールにてお届けいたします。(右：外観完成予想図 ※6)
※上段左から：ハイアットリージェンシー那覇沖縄(約450m)、LESTEL NAHA(約200m)、GARB DOMINGO(約300m)、海山味(約350m)、GARB DOMINGO
下段左から：LESTEL NAHA、FABBRICA DEL SOLE(約400m)、see em why k (約270m)、奥間青果(約190m)、ハイアットリージェンシー那覇沖縄
※1.進化を続ける街：FABBRICA DEL SOLE(2022年オープン）などの飲食店が多数オープン
※2.サンライズなは商店街(約10m)、えびす通り(約270m)
※3.太平通り商店街（約80m）、那覇市第一牧志公設市場(約400m)
※4.移住者インタビューより（2024年3月実施）
※5.現地より約270m
※6.完成予想図は設計図書を基に描き起こしたもので実際とは多少異なる場合があります。なお、植栽は実際に植樹する樹形、枝ぶり、葉や色合いとは異なる場合があり、特定の季節の状況、入居時期を想定したものではありません。
※7.グルメ情報:Rojiura Curry SAMURAI.那覇店(約270m)、鮨かんち(約1.1km)、碧牧志店（約550m)
※8.黒糖ぜんざい専門店 ホシのシズク(約180m)
※9.2023年受賞
※掲載の写真は2024年2月に撮影したものです。
※イベントの情報は2024年3月時点のものです。
【この物件広告についての注釈】
※価格は物件の代金総額を表示しています。消費税が課税される場合は税込み価格を表示しており、10000円未満を切り上げている場合があります。
※住戸別の価格（帯）表記については、そのタイプに含まれるすべての住戸の情報を掲載していない場合があります。住戸タイプと各住戸の価格帯表記について、単位（1000万円・100万円・10万円）が異なる場合があります。
※「モデルルーム」とは、間取りや仕様・設備などを知ることができる施設全般を指し、それらの一部のみ展示している「サンプルルーム」や「ギャラリー」、「インフォメーションセンター」なども含みます。
※完成予想図はいずれも外構、植栽、外観等実際のものとは多少異なることがあります。
※ＣＧ合成の画像の場合、実際とは多少異なる場合があります。
※完成後１年以上を経過した未入居物件が掲載される場合があります。ご了承ください。
「ブランシエラ那覇開南プレミスト」マンションギャラリー
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営業時間：10:00～18:00
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