パークホームズ溝の口 ミッドイースト （取材レポート）

「溝の口」駅からフラットアプローチ、約7000m²を超える街区に誕生する本物件の立地の印象を、松井氏はこう振り返ります。
「賑やかな駅前を抜けて辿り着く本物件の周辺は緑が多くとても穏やかで、徒歩1分のスーパーや徒歩2分の小学校が近いという生活利便性にも恵まれ、ファミリーから二人暮らしまで幅広い方々が暮らしやすい立地だと感じました。また、コロナ禍を経て働き方が多様になった今だからこそ求められる、住まいの姿を探し出しました」。
企画を進めるにあたり、三井旧分譲物件にお住まいの方や近隣にお住まいの方など多くの方々へ取材やWEBアンケートを実施。溝の口らしいライフスタイルを探り、「求められる住まいの姿を探究した」という松井氏。
「休日は多摩川でアウトドアを楽しんだり、二子玉川に買い物に行ったり、またおしゃれなお店が増えている溝の口を開拓中という方もいらっしゃいました。ご自身のこだわりを持ちつつも、家族との時間もきちんと大切にされている方が多いようです。本物件に暮らす方にもそんな豊かなライフスタイルを描いていただきたく、共働きで忙しい方でも自分時間を充実させられるような様々な仕組みや工夫を、ハードとソフトの両面から目指しました。一方で中長期的にお住まいになることを踏まえ、共用施設は本当に必要なものを考え、多くのご居住者の方に使っていただけるようなスペースを企画しました」。

一人ひとりの多様な暮らし方に応え、時が経つほどに豊かな風格をまとい成長していく住まいを目指す三井不動産レジデンシャルは、「Life-styling × 経年優化」をブランドコンセプトに掲げています。
溝の口エリアは、弊社のマンションブランド「パークシティ」の第1号が分譲された場所でもあります。そして竣工から40年が経った同物件が今も地域の方々に愛され、敷地内の植栽が豊かに育って周辺環境にも寄与していることはまさに理想的だと感じました。本物件もそれに追随できるよう、外構デザインや植栽計画にも検討を重ねました」と松井氏。
「多摩川や二ヶ領用水の桜並木、街中の街路樹など街を歩くだけでも自然を感じられるエリアなので、そこに溶け込むよう、エントランスや2箇所の中庭に多くの緑を取り込んでいます。川の流れをイメージしたエントランス前のアプローチには、シンボルツリーのクスノキや四季の移ろいを感じていただけるような様々な樹木を選定しました。またそうした心地よさを室内でも感じていただきたく、配棟計画にも配慮しました。約7000m²超という敷地面積だからこそ可能なゆとりある配棟、ボリュームある植栽は本物件のアドバンテージのひとつでもあり、時が経つほどにその価値は深まっていくのではないかと考えています」。

もうひとつのコンセプト「Life-styling」については、「ただあればいいというのではなく、どのように暮らせるのか？を軸に商品企画を進めてきました」と清水氏。
「例えば共用施設は中身を厳選しながらも、それぞれの使いやすさに重点を置いています。近年需要が高まったワークスペースは、やはり個室がないと会議ができないなどの声も多かったため、本物件では5つの個別ブースを取り入れています。オープンな空間としてはラウンジを2区画ご用意していますので、ちょっとした運動やお部屋＋αのマルチスペースとしての場や、ご入居者様同士のゆるやかな交流を育む場となるのではないでしょうか」。
さらに、周辺環境に恵まれているからこそ、モビリティサービスが充実しているのも特徴とのこと。
「全台平置き駐車場、車寄せ、家族で複数台駐輪できるサイクルポート、シェアサイクル、自転車出張修理・点検サービスなど、いつでも気軽にお出かけしていただけるような設備・サービスを揃えました。また、アウトドア用品のシェアグッズなどもご用意していますので、休日などにぜひご活用いただければと思います。珍しいところでは、本物件目の前の食品スーパーマーケット「マルエツ」さんと提携し、マンション内にカート置き場を設置する予定です。お出かけも日常の買い物も、身軽さ、快適さを実感していただけると思います」。