住宅地価の上昇エリアが拡大 郊外で大幅アップの動きも
- 首都圏・近畿圏とも 変動率がプラスに転じた
- 東京カンテイが調査した2010年1~6月の住宅地の駅別実勢価格によると、首都圏・近畿圏とも地価が上昇した駅が大幅に増えていることが分かった。前年同期比の平均変動率は首都圏がプラス8.3%、近畿圏が同2.9%と、ともに前年のマイナスから上昇に転じている。
- 利便性の良い 人気エリアが特に上昇
- このところの景気回復期待から、地価も上昇基調が鮮明になってきたようだ。「首都圏では住宅地として人気の高い東京の城西や城南から横浜市中心部へのエリア、近畿圏では神戸市や京都市の中心エリアなどで上昇が目立ちます。また、千葉県の船橋周辺や大阪市東・南部など、地価下落で値ごろ感が強まった郊外エリアでも大幅な上昇が見られます」(同社市場調査部・中山登志朗さん)
地価が上がるとマンション価格も上昇に転じる可能性が高いだろう。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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