東京都武蔵野市にある本社社屋

技術力と地域密着営業を背景に「より良質で安価な住宅を供給して社会に貢献する」ことを目指す

大規模一戸建てタウンを瞬く間に創りあげ、大勢のユーザーの支持を得て瞬く間に売り切ってしまう。同社のこの快進撃の源にあるのは、「より良質で安価な住宅を供給して社会に貢献する」という創業精神を、創業以来ずっと守り続けてきた堅実な経営姿勢と、その実現に向けた地道な努力だ。「時代の変化をいち早く読んでいつでも対応できる企業を目指す」という経営方針と、「特化」「差別化」という戦略のもと、品質とそれを支える技術を追求し、地域密着の営業体制の確立に注力。華やかな業績の背景にある同社の取り組みに、これからも注目したい。

営業ネットワーク──首都圏全域から東海地区まで全43拠点。エリアも年々拡大中

年々営業網の拡充を図り、それぞれの地域に密着したきめ細かい営業活動を展開

同社はこれまで、特化戦略としてマーケットを東京・埼玉・千葉・神奈川・栃木の首都圏に絞り込み、戸建て分譲事業に経営資源を集中させてきた。営業拠点は「より多く供給する」ために、1986年の青葉台支店開設を皮切りに、年々営業拠点を増やし、2005年の静岡・茨城に続き、2007年は名古屋・千葉など5営業所を開設。現在は、首都圏から東海地区まで全43拠点で地域に密着した営業活動を展開している。今後は、首都圏も含めた全国展開を視野に、さらに営業拠点を拡充し、よりユーザーに寄り添える、きめ細やかな営業展開を図っていく構えだ。

営業ネットワーク(平成19年11月現在)

戸建て分譲住宅事業──年間3000戸以上もの住まいを安定供給(H19年)

70戸〜200戸クラスの大規模タウンを次々と開発し、スピーディに完売を続ける「パワービルダー」

<ハートフルタウン武蔵野>(平成19年10月第1期分譲済)

<ハートフルタウン流山 四季の杜>(平成19年分譲済)

同社の主力の戸建て分譲住宅事業は、(1)便利で住環境の良い「立地」、(2)地震に強く長持ちする「品質」、(3)求めやすい「価格」がコンセプト。これが顧客の心を捉え、まさに「パワービルダー」と呼ぶにふさわしい勢いで、年々確実に実績を積んでいる。平成15年からは70戸〜200戸クラスの大規模タウン開発にも着手。以来、驚異的なスピードで多数のビッグタウンを開発し、完売するという快進撃を続け、この動きは同社の成長に一層拍車をかけている。また、平成20年からは注文住宅事業も展開する予定だ。

分譲マンション事業──従来以上に力を入れ、事業拠点を増強し一層の成長を目指す

大規模開発にも着手。安心できる構造のマンションを求めやすい価格でより多く供給

分譲マンション事業も飛躍の時を迎えている。同事業ではすでに数々の豊富な実績と経験を重ねてきているが、今後はより一層力を入れており、平成18年には大規模マンション〈センチュリーつくばみらい平〉を開発し分譲中(平成19年12月21日現在)、新しい街づくりに貢献している。分譲マンション事業部も戸建て分譲事業部と同様、「より良質で安価な住宅」の供給を目指している。品質面では、ファミリータイプで全戸住宅性能評価書を取得。特に耐震面では、既に免震装置採用物件も実現している。

品質の追求1──全戸住宅性能評価書付きは、品質に対する確固たる自信の証

高い技術開発力を背景に、性能評価書取得済みの「安心して永く暮らせる丈夫な住まい」を提供

「良質」な住まいづくりを目指す同社の品質に対する基本は、(1)地震や台風などの災害に強く丈夫で長持ちする家、(2)長い年月の間に家族構成や年齢が変わっても暮らしやすい家、(3)金銭的にも物理的にも維持管理しやすい家。これらを実現するために、長い年月をかけて技術開発に取り組んできた。一方で、ユーザーに納得してもらうための指標として、性能基準の客観的な数値化・明確化も積極的に導入。その結果、一戸建て・マンション(ファミリータイプ)で全戸「住宅性能評価書」を取得、しかも各評価項目で高い等級を取得という高品質を実現している。

一戸建てでは、設計住宅性能評価書の6つの等級で最高等級を取得。基本品質の高さが証明されている

品質の追求2──高い耐震性

耐震実験は、I.D.S-V型工法で建てられた実際の建物で実施。上は実験後の建物

大規模地震を想定した耐震実験でも、すべて「損傷なし」の高い耐震性

数ある基本性能の中でも、耐震性の高さは特に注目点だ。同社では一戸建て住宅について、実際の建築現場で採用している「I.D.S-V型工法」で造られた本物の建物を使って、阪神淡路大震災や新潟県中越地震など、実際に起きた大規模地震の揺れを再現した耐震実験を実施。いずれにおいても倒壊・損傷がなく、頑丈な建物であることが実証されている。(耐震実験は、平成16年10月〜11月に独立行政法人土木研究所において、財団法人建材試験センター主催のもとに実施された)

品質の追求3──専門の「技術研究課」を設置し、一歩先を見据えた技術開発にも挑む

品質の飽くなき追求のために、建材や設備等の他社メーカーと共同研究することも多い

技術の専門集団が、独自の商品や技術を研究開発
高品質な住まいづくりをバックアップ

同社の建物の品質と技術開発に力を注いでいる証明が、専門の「技術研究課」にある。ここでは、住宅の新機能の具現化や性能の追求、既存工法の改善などを専門的・継続的に研究。これまでに、I.D.S工法や24時間換気システムのエアリーン、耐震性向上に欠かせない特許取得の構造金物など、既存の技術にとらわれない独自の技術を多数実用化・商品化してきた。現在は、新しい形の省エネ住宅や、耐震リフォーム技術などを研究中。常に一歩先を見据えて技術革新を怠らない、この姿勢と取り組みが、同社躍進の大きな源になっている。

品質の追求4──独自のI.D.S-V型工法

販売現場では構造を確認できるスケルトンモデルハウスも公開

独自開発の工法で、高品質・均一品質でさらにスピード施工を可能にした

品質追求は、建物そのものだけにとどまらない。同社では自社で独自に開発したI.D.S工法シリーズを導入。住宅性能表示制度で高い評価を得る高品質の建物を、大工の技量に左右されずに均一品質で施工でき、かつ短期での施工を可能にした。特に最新の「I.D.S-V型工法」では、建物の強度をまったく損なわずに間取り変更が容易にできる「スケルトンインフィル住宅」を実現。ライフスタイルやライフステージの変化に合わせ、低コストで容易に間取り変更したいという、ユーザーの声にも配慮した高性能の住まいづくりが実現している。

品質の追求5──独自の供給システム

独自の自社一貫住宅供給システム図

土地の仕入れからアフターケアまで、全工程を自社で一貫供給

土地の仕入れから造成、設計、施工、販売、アフターサービスに至るまで、すべての工程を一貫して自社で完結する独自の住宅供給システムも注目点。全行程でスピード・品質・コスト等を追求し、さらに連携する。この仕組みがあるからこそ、高品質の住まいをスピーディーに、より安く多く供給し続けることができるのだ。このような住宅供給システムをはじめ、川上から川下に至るまで隙間なく構築された緻密なビジネスモデルによって、同社は高品質な住まいの供給とそれに伴う成長を、とどまることなく継続させているのだ。

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