パークタワー向ヶ丘遊園 （取材レポート）

小田急線 向ヶ丘遊園駅・登戸駅について、エリアを統括する瀬戸登戸駅長に伺いました。

「向ヶ丘遊園駅は、小田急線の高架複々線区間の玄関駅として、多くの始発電車が設定されています。平日朝7～8時台で計10本の上り始発電車があり、都心方面へ座って通勤することも可能だと思います。また、平日朝は向ヶ丘遊園駅に通勤急行と通勤準急が停車するので、新宿方面や千代田線方面などの都心へスピーディに向かいたい方はこちらをお使いいただければと思います」

「登戸駅は、快速急行が停車しますので、この電車をお使いいただけば迅速に新宿へ向かえます。また、JR南武線を使って川崎・立川方面へアクセスできる便利な駅です」

小田急電鉄は子育てしやすい沿線づくりを目指し、子育て応援ポリシーを掲げ子育てファミリーをサポートする活動に積極的に取り組んでいるそうです。内容を広報部の有馬さんに伺いました。

「お子様連れのお客様にも安心して小田急線をご利用いただきたいという想いから、当社が保有する通勤車両(一部除く)の3号車を“小田急の子育て応援車”とし、ご乗車の皆様にご理解とご協力をお願いしております」

「また、登戸駅をはじめ7駅にベビーケアルーム“mamaro”を設置しています。ソファやスツール、コンセントがあるプライベート空間で、お子様連れの保護者の方であればどなたでもおむつ替えや授乳など、人目を気にせずご利用いただけます」

1988年から川崎市が施行する土地区画整理事業が進む登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区。担当者のお二人に話を伺いました。

「川崎市が進める都市の拠点整備の一つが、登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区です。このエリアは津久井道の宿場町として、古くから賑わいと活気に満ちていました。小田急線・JR南武線の2路線が使える利便性から人口が増加し、急速に市街化が進んだため、生活環境や防災面の改善を図る土地区画整理事業がスタートしました」

「魅力的なまちづくりに向けてソフト面も注力しており、2022年には“登戸・遊園こうしん中”を実施、多くの来場者を集めました。今後も公共空間を活用した社会実験等に取り組んでいきたいと考えています」