レ・ジェイド茅ヶ崎東海岸南 （取材レポート）

「私は横浜駅、夫は鎌倉駅と東京駅の両方へ通勤しています。横浜駅も東京駅も東海道本線一本で行けるので、通勤時間は動画を見たり本を読んだりする“自分のための時間”として使えるんです。夫も『距離的に近い鎌倉より、東京まで通勤する方がラク』と言っています。それに新宿・渋谷方面も直通(※1)なので、茅ヶ崎からの通勤は結構便利なんですよ。地元のカフェで仕事をすることもありますが、電源やWi-Fiが使えるスポットも多く、テレワーク環境が充実している点も助かります。

茅ヶ崎は海や大型公園など、日中楽しめる場所が多い街。私はインドアタイプですが、都内にいた頃と比べて、休日を外で過ごすことが増えました。写真を撮ることが好きなのですが、南側エリアは、海や夕日、江ノ島、富士山などなど、撮りたい景色がたくさんあるんです。

茅ヶ崎は街と海が近く、暮らしの中に海があるイメージです。私にとって海は、特別に遊びに行く場所ではなく、ゆっくり寛ぎに行く場所。サーフィンはしないけれど、娘と一緒に海岸を散歩して、写真を撮って、お茶を飲んで…。それだけで満足です。

それに、普段運動不足気味なので、海の散歩が健康維持に役立ってる気がします。私の住む南側エリアは、特に坂が少なく自転車や徒歩でどこへでも行けるので、歳を重ねても不便はないと思いますよ。今の暮らしに本当に不満がないので、この街でずっと穏やかに過ごせれば幸せです」

交通アクセスの良さと生活施設の充実、そして「海」が魅力の湘南エリア。その中で「茅ヶ崎」を選ぶ理由は何か。例えば、藤沢と比べれば街の規模は小さい。とはいえ、藤沢は江の島に代表されるように観光地としてのイメージが強く、鎌倉も同様だ。一方で〈実際に暮らす〉という点に視点を向けると「茅ヶ崎」の魅力度は高いように思う。

その茅ヶ崎の中でも「東海岸」アドレスは大きなポイントである。茅ヶ崎駅南エリアは明治期より別荘地として好まれてきた地である。文化・芸能・財界など様々な方々が居を構え、今も通りに冠された名称や公園・施設からその面影を感じることができる。その中心が「東海岸」アドレスであり、とりわけ「東海岸南」アドレスは、海により近いというのが大きな価値となる。湘南エリアにおける拠点生活においては、おそらく「駅近」以上の訴求力を持つのが「海近」アドレスというわけだ。ここは坂も少ない住宅街で自転車や徒歩での移動も負担が少ないことも、その一助となっている。

そして気が付くのは個人経営と思しきレストランやカフェ、ショップがあちこちにあること。都心ならいざ知らず、街の規模の割に多種多様なバリエーションがある。当然ながら、この街に暮らす人の需要を踏まえたラインアップなのだろう。こうした住環境が育まれていることこそ、茅ヶ崎東海岸南という街のポテンシャルの高さの裏付けと言えるのでないだろうか。