エクセレントシティ本厚木駅前 （取材レポート）

居心地が良く、歩きたくなる中心市街地を目指し、「歩いて楽しいまち」をテーマに本厚木駅周辺の再整備を進める厚木市。
2021 年には「本厚木駅南口地区市街地再開発事業」が完了(※3)し、交通結節機能が強化された南口駅前広場と、ペデストリアンデッキで駅に直結する複合ビル「本厚木ミハラス」がオープンしました。 駅北口においては、2021 年 10 月に本厚木駅北口地区市街地再開発準備組合が設立され、再開発事業に向けた検討がされています。
併せて現在進行中なのが、「中町第 2-2 地区周辺整備事業」。
このエリアには、これまで点在していた機能が集約された複合施設を建設予定。市庁舎、図書館、(仮称)未来館、消防本部を始め、国や県の行政機関も配置され、周辺道路や厚木バスセンターなどの再整備も予定されています。
「以前より掲げていた“歩いて楽しいまち”というテーマを踏襲し、2022 年に策定した本厚木駅周辺歩いて楽し いまちづくり推進計画では、官民一体で、本厚木駅周辺をより居心地が良く、歩いて楽しい場へと転換し、本市の中心地としてのにぎわいや魅力、さらにはエリア価値の向上を図るための、目指すべき姿を掲げています。
生まれ変わる中心市街地の実現に向けて、駅周辺新たな顔づくりを始め、都市基盤を再整備し、皆さまから憧れを抱かれる誇るべき玄関口を作り出していきたいと考えています。」（厚木市 都市整備部 市街地整備課 椎原宏一氏）

神奈川県の中心に位置し、本厚木駅がある中心市街地から少し足を延ばせば、丹沢山系を始めとした豊かな自然環境に恵まれ、ハイキングや温泉郷、イチゴなどの味覚狩り、鮎釣りも楽しめる厚木。
本物件から徒歩1分の「本厚木駅」から、新宿まで直通55分、横浜までは39分と都心部へのアクセスも良好で、「都会と自然が共存するまち」として人気を集めています。
更にその魅力を深堀りしていくと、充実した行政サービスも注目ポイント。
住宅取得の助成や様々な子育て支援など、この街での暮らしを支える多彩な取り組みも注目されています。

「厚木市は以前より企業・産業の誘致を積極的に進めてきたこともあり、県内でも昼夜間人口比率の高い市です。それが財政基盤の強さ、安定にも繋がっていて、市民への様々な還元を可能にしています。」（厚木市 政策部 企画政策課 佐藤道明氏）

以前、日本経済新聞社発行の「日経グローカル」が全国812市区を対象に行った「経営革新度調査」（※7）で、厚木市が第1位となったことからもその成果は伺えます。
経営革新度調査は、透明度、効率化・活性化度、市民参加度、利便度の4つの要素を基に評価するもの。市民サービス向上への積極的な取組や市民協働・参加に対する取組が評価された結果となっています。

厚木市では「子育て・教育で選ばれるまちの実現」を目指した取り組みや支援制度が充実しており、共働きしながら子育てしやすい街としても高い評価を得ています。

「アミューあつぎ」には、354.57m²もあるサロン室で未就学児を遊ばせながら交流できる「子育て支援センター もみじの手」があり、保育士による子育て相談も実施中。託児＋送迎バスで通園をサポートしてくれる幼稚園送迎ステーションの機能も持つ「託児室 わたぐも」も併設されています。

子どもの医療費の助成も、2023年10月から高校生までに拡充（現在は中学生まで）。
赤ちゃんへのプレゼントとして、紙おむつ等の宅配を実施したり、厚木産の木材を使用した積み木のプレゼントがあったりと、市を挙げて子育てをサポートしています。

動画にも登場いただいた厚木市こども未来部の根津さんは、ご自身も子育て真っ最中。ご利用者の立場での感想を伺いました。
「我が家はまだ小学校に上がる前の子どもが３人ですが、よく風邪をひくので医療費が無料というのは助かります。おむつの支給も費用としても助かりますし、買い物の時かさ張るため両手がふさがったりしてしまうので、家まで配送してくれるのは嬉しいです。
厚木は環境としても子育てに最適。休みの日は公園へ行くことが多いですが、厚木市内は公園がとても多いし、少し足を延ばせば丹沢などノビノビと過ごせるところもあって、選択肢が多いのもいいですね。」