Brillia(ブリリア) 夙川高塚町 （取材レポート）

「ハイブランド部門」の最優秀賞を受賞した東京建物が手掛ける「Brillia(ブリリア)」は、「高級感」が購入者から高く評価されています※2。注目してほしいのは、購入者からの評価だという点。購入者から評価されたマンションブランドは、その名を聞いただけで品質の高い商品性や設備・仕様を連想することができるため、将来の売却や賃貸運用を行う際にも、ブランドイメージが好感されプラスに働くことも期待できそうです。

多くの購入者に「ハイブランド」と認識された同社のこだわりは、本物件の随所にも感じられます。2棟構成の建物は単体だけでデザインを考えたのでなく、邸宅街という周辺環境に馴染むよう、アースカラーを基調とした外観、質感のある天然石の壁が出迎えるエントランスなど、存在感を醸し出す素材を採用することで、風致地区の風趣を受け継ぐファサードを実現。立地と切り離せないコンセプトが具現化されています。

デザインの美しさは「阪神間モダニズム」と無縁ではありません。かつて宅地開発が盛んに行われた阪神間は高級住宅地として注目され、多くの財界人や文化人が暮らし、西洋文化の影響を受けた阪神間モダニズムと呼ばれる独特の文化が発展。幻想的な雰囲気の2層吹抜けのグランドエントランスは「阪神間モダニズム」を彷彿とさせるネオゴシック様式から発想を得て、その天井は夙川の水面をイメージした個性的な幾何学模様に。

ランドスケープは郷土種にこだわった木々をセレクトし、かつてこの地にあった“森”を想起させるガーデンスペースを実現。オーナーズラウンジから外を見たときに隣の建物が見えないよう、上質な低層邸宅に相応しい“緑の囲障”を形成。共用部のラウンジの洗練された空間を引き立てています。エントランス周辺にはシンボルツリーである桜を植樹するなど、四季折々の表情を演出しています。

2023年SUUMO住みたい街ランキングの自治体編で「西宮市」は6年連続第1位、また最寄りの阪急「夙川」駅も、2023年SUUMO住みたい街ランキングの住みたい街（駅）編で、第6位(リクルート調べ。2023年3月)。
中でも本物件は阪急神戸線北西エリアに位置。暮らしをより豊かにするショップが揃う〈夙川・芦屋〉が生活圏。現地は一戸建て中心の邸宅街であり、開放的な眺望が広がります。

特筆したいのは【第1種低層住居専用地域】であるという点。都市計画で定められた用途地域のひとつで最も規制が厳しく、良好な住環境を保護するため建物の高さなどを制限。地域内では低層住宅がゆったりと立ち並ぶような住宅街が形成されるケースが多くみられます。
また西宮市では6つの風致地区が定められ、現地はそのひとつ【東六甲山風致地区】に位置。緑地スペースや木の本数などが定められ、自然環境が守られています。

現地は西宮市施行の「教育環境保全のための住宅開発抑制に関する指導要綱」により、「準受入困難地区」に指定されています。同マンションは指導要綱の施行以前に開発許認可を受けていますが、現在は住宅開発戸数30戸以上の住宅開発は抑制(2023年5月現在）。今後、大規模開発が行われにくい地域で、総94邸という新築分譲マンションの供給はそれだけでレアであり、きわめて得難い立地だといえるでしょう。

暮らしを愉しめる多彩なプランを提案している低層レジデンス。例えば玄関土間、ウォールドア（可動式間仕切り壁）、コミュニケーションライブラリーなど、ライフスタイルに合わせて使用できます。
こうした細部にわたるまでの工夫やアイデアは、建物の提供だけにとどまらず、この地での暮らしを豊かにすることを、多様な暮らし方が叶う住まいを目指しているからこそ。上質な住空間は、ぜひご自分の目でご確認ください。