プレディア名古屋花の木 （取材レポート）

『プレディア名古屋花の木』の開発担当者である田中綾子氏に、コンセプトや想いについてうかがいました。

「親会社であるJR西日本は鉄道会社として、いつの時代も線路を介して街と街、人と人をつないできました。住宅事業を担う弊社としましても住まいを通じた『つながり』を大切にしており、住まいブランド『プレディア』は『時』と『まち』、そして『家族』とつながる住まいづくりを通じ、持続可能な社会の実現をブランドコンセプトに掲げています。『プレディア名古屋花の木』も、『暮らしデザイン』の3つの約束として、『時・まち・家族』とつながる暮らしを提案しています。

当物件のエリアは江戸時代には名古屋城の城下町として栄え、多くの商家が集まり、名古屋友禅や名古屋扇子といった『ものづくり』も盛んな地域でした。また、明治時代にはトヨタやノリタケといった世界的カンパニーがこのエリアで産声を上げる(※2)など、ものづくりの系譜が受け継がれてきました。そんな歴史的背景に敬意を表し、『時』と『まち』とのつながりが感じられるようなデザインの導入を検討しました。エントランスや外構に煉瓦調タイルを採用したのはそのためで、当物件から徒歩圏内のものづくりの象徴でもある、ノリタケの森やトヨタ産業技術記念館の赤煉瓦の建物をモチーフとした、上品で洗練された佇まいは、住まう方へより豊かな住環境を提供できると考えています」。

「城下町として栄えた時代、このエリアに暮らしていた人々は、町の中核を担う名古屋城とのつながりを身近に感じていたと思います。『プレディア名古屋花の木』は、そのような名古屋城とのつながりにより『まち』が発展した歴史を踏まえ、現代は、名古屋駅や栄駅などと地下鉄で10分程度（※4）の距離感という立地特性から、合理的で利便性の高い暮らしを思い描きながら計画を進めました。

都心と近すぎず遠すぎず、程よい距離でつながった『都心部UPPER SIDE（※5）』に位置する当物件は、都心の喧騒とは一線を画した静かで落ち着いた環境が整っているといえます。名古屋城や名城公園も近くにあり、木々の緑や四季折々に咲く花々は、日々の生活に潤いと安らぎをもたらしてくれることでしょう。一方で、ビジネスやグルメ、ショッピング、レジャーといった側面では、都心ならではの高い利便性を得ることもできます。そんな、静穏で快適な生活と高い利便性のふたつが絶妙なバランスで両立する『NAGOYA THE UPPER LIFE』を、当物件では提案しています」。