ローンの毎月返済額の平均は10万8646円と家賃よりちょっと高め?
■毎月のローン返済額(夫婦のみ世帯の場合)

毎月のローン返済額で最も多いのが10万〜11万円台で、平均は10万8646円。購入前の住居費の平均は8万6271円(※ただしこれは賃貸住宅に限定したデータではない)なので、プラス2万円ほど高い。管理費や修繕積立金もおおよそで月々2万円程度かかるので、毎月の住居費は12万円〜13万円台になる。単純計算すれば、先輩購入者は、「家賃より4万円も月々の負担が増えても買っている」というわけだ。「毎月の住居費は手取り月収の約3割までに抑えるのが目安」といわれているので、ローンだけでなく管理費や修繕積立金も含めた金額で考えよう。
ボーナス時返済は増加傾向。ただし、その額は「なるべく抑える」がトレンド
ボーナス時返済の利用率は半数弱で、昨年に比べ8.8%も増加した。「ボーナスは景気に左右されるので、ボーナスはあてにせず、毎月返済だけでローンを組む」のが資金計画の基本といわれ、2004年には33.4%に減少していたが、再び増加に転じたというわけだ。「価格が上がったけれど、毎月の返済額は抑えたい」場合の苦肉の策といえる。
ただし、金額そのものを見ると、10〜15万円未満が3割を占め、平均も約18万円で昨年よりも減っている。景気に左右されるボーナスだからこそ、利用するとしても最小限の金額に抑えているのが実情だ。
■ボーナス時返済額(夫婦のみ世帯の場合)

■ボーナス返済利用率と平均ボーナス時返済額の年間推移
(夫婦のみ世帯の場合)

ローンは「最長の35年で組む」のが約8割
■ローンの返済期間(夫婦のみ世帯の場合)

返済期間を見てみると、最長の35年で組む場合が8割弱。「トクかどうか」で見ると、返済期間を短くして返すほうが総返済額は少なくすみ、「断然おトク」なのだが、そうすると毎月返済額が多くなるため、35年の最長期間を選んでいるのが実情といえそう。
また夫婦ふたり暮らし世帯の場合、子どもが生まれるまでの共働き期間が最もお金が貯まる時期。最長の35年で組んだとしても、、共働き期間に繰り上げ返済をがんばれば、返済期間を短くしたり、夫ひとりの収入で返していかなければいけない時を見越して、毎月の返済額を抑えたりする方法をとることができる。