購入すると、手数料や税金がローンとは別にかかる
家を購入すると、ローンの支払いだけではない。最初に税金、ローンを借りるための手数料や保証料、登記費用など、新築マンションなら価格の約3%程度の諸費用が必要だ。住んでからは、毎月、管理費や修繕積立金を払わなければいけないし、毎年、固定資産税、都市計画税の納税通知書が忘れたころにやってくる。その点、賃貸は、最初に敷金・礼金・仲介手数料、2年ごとの更新料がかかる以外は、いたってシンプルだ。
2008年6月11日更新

アラフォー世代はマイホーム購入適齢期。でも、気になるのはお金のこと。今、購入した場合と、買わずに借り続けた場合とでは、どっちがトクか、試算してみた。
家を購入すると、ローンの支払いだけではない。最初に税金、ローンを借りるための手数料や保証料、登記費用など、新築マンションなら価格の約3%程度の諸費用が必要だ。住んでからは、毎月、管理費や修繕積立金を払わなければいけないし、毎年、固定資産税、都市計画税の納税通知書が忘れたころにやってくる。その点、賃貸は、最初に敷金・礼金・仲介手数料、2年ごとの更新料がかかる以外は、いたってシンプルだ。
■購入可能額
| ※金利3%、ボーナス返済なし、頭金3割として試算 | ※単位(,万円) |
購入VS賃貸で生涯住居費を比較する前に、気をつけたいのが「ローンの返済期間」。基本的には定年時には返済を終わらせるべきで、「(60歳)―(自分の年齢)=(返済期間)」が原則。アラフォー世代なら15年〜25年と短く組もう。しかし、返済期間が短いと、月々のローン返済額が多くなるため、家賃並みに抑えようとすると、借入額は少なくなる(右表参照)。そこで、アラフォー世代では、「頭金が確実にある」ことが大前提となる。逆にいえば、「頭金がなくて35年で組まないと毎月のローンが厳しい」という人は、予算そのものを見直さなければいけないのだ。
実際に、リクルートが行った2007年首都圏新築マンション契約者動向調査によると、シングル世帯の平均頭金額は1255万円。1000万円以上ある人が半数近くもいる。

右のグラフは、40歳で、頭金1100万円で購入した場合と家賃を払い続けた場合のシミュレーション。30年間の総支払額を試算したところ、両方とも約5600万円と、実はあまり変わらない結果となった。最初は、購入のほうが頭金や諸費用がかかる分高いが(その差、1000万円以上!)、20年後にローンを完済してしまえば、負担はぐっと減る。賃貸の場合は、ずっとお金を支払い続けなければいけないので(年金生活になっても)、その負担は大きい。つまり、長生きすればするほど、購入したほうがトクになる、というわけだ。 アラフォー世代が高齢になったときには、どんな世の中になっているかは分からないが、老後に不動産という資産があるか、ないか、という違いは大きいはず。ずっとそこに住み続けなくても、売却したり賃貸にまわしたり、老後の安心が得られるはずだ。 
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