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わが家とドキドキのご対面 入居前の最終チェック「内覧会」はココを見る!!
内覧会は、仕上げの最終確認の場であるとともに、マンション竣工後、新しい我が家と初めて対面するうれしい時間であるともいえる。だからこそ、アラを見つけて「ダメ出し」をするだけでなく、今後の暮らしをイメージしながら、楽しくチェックしたい。
今回アドバイスしてくれたのはこの人!
新 俊弥さん

(株)住まいの調査団の内覧会同行責任者。内覧会の立ち会い件数は年間200件以上。今回は、完成済み物件にご同行・ご指南いただいた。http://www.chousadan.jp
「内覧会」って何?
住宅購入の流れは、モデルルーム見学・資金計画→重要事項の説明→契約→入居説明会→内覧会→引き渡し→入居となる。未完成売りマンションの場合、実際の住戸を目にできるのは建物竣工後。内覧会は、その我が家との初対面の場となる。図面通りに施工されているか、キズや不具合などがないか、ここでしっかり確認しよう。
SETP1 準備するモノはこれだ!
1図面やマンションのパンフレット
草図面通りに仕上がっているかどうか、照らし合わせて確認する
3カメラ
カーテンレールはどんな形状だったっけ、などというときに役立つ
5ティッシュペーパー
換気扇の作動状況を確認する場合に、ティッシュをかざしてみる
7筆記用具とメモ用紙
修繕箇所や確認事項を記しておく。首からかけられるペンが便利
2メジャー
幅や高さなどを測る。入居前に採寸できるのはこれが最後かも
4手かがみ
サッシの立ち上がりの裏側など、見えにくい部分をチェックする
6懐中電灯
天井裏やキッチンキャビネットの奥など、暗いところを見るとき

動きやすく汚れてもいい服装で。スリッパかソックスをもう一足用意する。ソックスのほうが床の感触が分かりやすい。キズや汚れの部位を示すペーパーテープがあると便利だが、会場に用意されていることも多い。
SETP2 実生活をイメージして「サイズ」と「位置」をチェック!
建物は契約時の図面通りにつくるのが前提。間取図と照らし合わせて、間違いがないかどうかをチェックしたい。特に、カーテン寸法、コンセント位置など、今後の暮らしに関わるものを中心に見ていこう。
1 広さ
ベッドやテーブルなど、大きな家具で置きたい場所が決まっている場合は、ちゃんと収まるかどうかを確認したほうがベター。
新しい家具を置く場合も採寸を
2 高さ
天井高に多少誤差があっても生活に支障はないが、梁やダクトスペースなどの下がり天井の出っ張りは、必ず測っておこう。
家具の配置に関わる部分を確認
3 カーテン
入居までにカーテンを用意するために、幅、高さを測る。あわせて、カーテンレールやボックスの取り付けに不備がないか見ておこう。
金属製メジャーが測りやすい
4 ドア幅・廊下幅
図面では、壁の中心から中心までの幅が表記されているので、実際の有効スペースは少し狭くなる。廊下はドアノブの出っ張りにも注意。
大型家具を入れる場合は要確認

5 クロゼット
ハンガーを持っていって、実際に掛けてみると使い勝手が分かる。バーから手前にも奥にも30cmあれば、厚手のコートでも余裕。
バーの手前側が広いほうがよい

6 コンセント
図面に記載された位置に数どおり設置されているか、1カ所ずつ確認。図面と位置が違っても、そのほうが使いやすければ問題なし。
コンセントの中心は床上25cm

7 照明
照明器具の取り付け位置は間取図に記載されている。位置や数が合っているかチェックしよう。仮設電灯を利用して点灯の確認も。
ダウンライトの位置もチェック

ミニコラム
きちんと確認するには3時間以上必要!
内覧会の所要時間は2時間ほどだが、ひとつひとつしっかり確認していると、3〜4時間かかることもある。特に冬場は日が落ちるのが早いので、暗くなる前に終わるよう、早めにスタートしたい。
SETP2 住み心地の良さにつながる「仕上げ」をチェック!
全体をざっと見て回ったあとで、LD、キッチンと、部屋ごとにチェックする。扉や窓は、実際に開閉させてみることが肝心だ。また、換気扇など動かせるものも動かしてみて、問題がないかを確認しよう。
1 玄関ドア・門扉
玄関ドアは、大きく開け、手を放して、ゆっくり静かに閉まればOK。ドアにガタつきがないか、閉めた状態で上下左右に動かしてみよう。
戸当たりがあれば、さらに安心
2 フローリング
歩いてみて、沈んだり床鳴りがする場合は、構造に問題があることも。床の水平は、傾きを感じなければ、神経質になる必要はない。
足裏の感触で施工の具合を確認
3 室内扉
引き戸は、すべりのチェックを。ドアは、ガタつきがないかを確認。多少のガタつきは、ストライプ(受け口部分)で調節可能。
全開にしてすべりを見ること
4 壁紙
壁は、破れや汚れ、浮きなどがないか、目で見て確認しよう。張り合わせ部分に1mm程度の糊しろがあれば、作業が丁寧な証拠。
四隅や張り合わせをチェック

5 キッチン
水を出してみて水漏れがないか確認しよう。給水管のカバーがないと、床下にカビが出やすくなる。カウンターは水平キープが基本。
傾きを見るには水平器が便利

6 サッシ
開け閉めがスムーズか、鍵の具合はどうかを確かめる。鍵が固すぎると閉めにくいし、ゆるすぎるとガタつきの原因となる。
ガラスや網戸の様子も見ておく

7 バスルーム
浴室は天井裏を見ることができるので、必ず確認しよう。換気扇のダクトと軽量鉄骨が触れていると、騒音の原因になるので要注意。
断熱材の設置状況もチェック

8 設備の作動状況
換気扇や浴室乾燥機など、稼働できるものはできるだけ動かして。換気扇はティッシュをかざすと、吸い込んでいるかどうか分かる。
裂いたティッシュを利用して

9 バルコニー
床のデコボコやひび割れ、防水シートの糊付け状態をチェック。手すりや物干しざお掛けのグラつき、塗装ムラにも目を配りたい。
サッシ下の防水処理を手かがみで確認

10 収納
棚板は、押したり揺らしたりして、固定されているかどうかを確認。扉が付いている場合は、開閉がスムーズかもチェックしよう。
物を入れてもガタつかないように

11 和室
襖の開閉や壁のキズ、汚れなどを点検。畳を上げて床下を確認できればベターだが、歩いてみて沈み込む部分がなければ問題はない。
畳上げにはカキの殻むき器が重宝

内覧会に専門家の同行サービスも
プロが立ち会ってくれれば、さらに入念なチェックも可能!
豊富な知識を持つ住まいのプロが、内覧会に同行してくれるサービスがあるのをご存じだろうか。配管や構造に関わる部分のチェックをはじめ、ホルムアルデヒドや電磁波、サッシの遮音性能など、素人では判断しにくい部分を、特殊機器を使って調べてもらえる。料金はまちまちだが、相場は4万円〜10万円くらい。
レーザー水平器で床の水平を確認 ホルムアルデヒドのチェックも 電磁波やサッシの遮音性を調査
再内覧会で念には念を
改善を依頼した部分は、再内覧会で確認できる。納得できなければ再度修繕を依頼できるが、微細なキズなどは、生活の中で増えていくもの。アラ探しをするのではなく、5年、10年後を見据えたチェックを心掛けたい。
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