行け、なんでも調査隊! 伝統行事を堪能するために!!
和室の宴会がほんの少し敷居が高く感じられるのは、「上座」や「下座」を間違えたら困るという心配のせい。それなら、「上座」「下座」なんて気にしないで“何の脈絡もない席にいきなりリッチな座布団を置いておく”などの悪戯っぽい仕掛けがオススメ。
「もし畳の上に何かこぼしてしまったら?」なんて緊張してしまうゲストがいるかもしれません。実際には固く絞った濡れぞうきんで、だいたいの汚れは落ちる畳ですが、“洗えるラグを敷いておく”だけでゲストの緊張が緩和できますよ。
最近のマンションの和室は、ほとんどがリビングに隣接して、戸襖を開け放てば一体空間にできる仕様になっています。開け放って開放的に過ごすのも悪くありませんが、隠れ家気分を高めるなら出入りする襖は1ヵ所に決めて。煩雑になりがちなゲストの荷物置き場も、部屋の奥と決めればすっきりです。
煌々とした蛍光灯の下の和室って、何かに雰囲気が似ている…そう、安っぽい宴会場! ここはひとつ照明を白熱灯か「電球色」の蛍光灯に切り替えてみて。空間はとつぜん、和める隠れ家的料理屋の雰囲気に。
和室はあっても「床の間」まではないのが、今どきのマンション。和柄やアジアンな布を壁に飾り「釣り床」風に、また移動可能なチェストや厚手の板を畳の上に置いてお花を飾り「置き床」風にしつらうなど、ゲストへの感謝を表す工夫を。
椅子座では、家にある椅子の数が来客数の限界になってしまいますが、和室の宴会ならそんな心配は要りません。「座布団が足りない!」なんて焦らなくてもOK。もともと「畳」というものは、それ自体が「お布団」のようなもの。座布団が足りなければそもそも座布団なしで、人数が増えてもぎゅぎゅっと席を詰めて、おおらかに宴会を楽しみましょう!
藤原千秋さん
和室で宴会を楽しむコツはわかった! だが、最近の新築マンションでは全室洋室の物件も珍しくない。さらにはリフォームで和室をなくしてしまうケースも…。その原因の一つは、和室の長所がわからないから。そこで藤原さんに、和室の長所や宴会以外のかしこい使い方をお聞きしました!
「マンションの和室は使いづらい」と言っているお宅のほとんどが、和室をタンス部屋か家具置き場にしています。でも和室は本来、何も置かないことで、多機能性を持たせる空間。そして、この多機能性こそが和室本来の価値なのです!
温かい雰囲気に癒やされるのも和室の魅力☆
「和室で宴会なんて最高!」と大喜びしていたナンシー。でも、ただひとつ彼女には問題がありました。彼女は料理オンチだったのです!! そんなナンシーでも宴会を楽しむコツを編集者・中川寛子さんにお聞きしました!
手作り料理じゃなくても、わが街名物なら話も弾むというもの。実際に歩いたり、ネット上の掲示板をチェックして、おいしいものを探そう。食はその街の文化レベルのバロメーターだから、おいしい名物が見つかる街なら住み心地もいいはず!!
中川寛子さん
開けてすぐ食べられる上、男性ウケが抜群の肉系つまみ。ビールにぴったりのチョリソがうまいのがつくばエクスプレス研究学園駅の近くの『つくばハム』。生食できるベーコンが名物なのは所沢の『ゼーホフ工房』。西荻窪の『もぐもぐ』は持ち寄り向きに盛り合わせ商品が揃ってる点も◎。お隣のとらや肉店のコロッケ、シュウマイもおいしい。なぜか、焼き鳥屋さんが多いのが武蔵小山に戸越銀座。焼き豚なら月島の『肉のたかさご』がイチ押しだが、時間によっては行列必至だ。
町おこしを目的に、あちこちで作られている地名を関したお酒が作られている。わが街ブランド作りに熱心な戸越銀座ではワイン、日本酒に加え、ソースやかまぼこも。お隣、荏原中延でも商店街の愛称・スキップという名の日本酒がある。最近増えた、地ビールもお勧めのひとつ。お勧めはレトロな雰囲気の品川縣ビール、種類豊富な横浜ビール、地元産のつまみも売っている多摩ビールなど。その街に住んでいる人なら、ぜひ、持ち寄ってアピールしてあげよう。ワインなら港北ニュータウン近くの小江戸、横浜サエド園の赤ワイン「ボクサー」が手土産に◎。
町名がついたアイテムが多い街は港北ニュータウン。都筑ポテト、牛久保ロールは分かるけれど、都筑まもるくん、都筑ぐるぐるって一体……。笑わせてくれるのが川口駅前にある太郎焼。見た目はフツーの大判焼ですが、名前はなぜか太郎焼。本店は越谷で、野田や岩槻にも店舗がある。見た目で絶対受けそうなのが、西小山は新月のキャラクターケーキ。ヘタウマなキャラがぷふふっ。もっとリアルに受けたいなら、綾瀬のコシジ洋菓子店の写真ケーキがお勧め。