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住まいのなんでも調査隊
> ファイル003 高齢者の視点で、危険ポイントを見つけ出せ!
「高齢者との同居」「自分の老後」を考えたとき、どのような設備やデザインのマンションを選べば快適な生活を送ることができるのか? 当事者でないと「ここが危険」と実感を持って答えるのは難しいところ。
そこで我々なんでも調査隊は、今すぐ確認できる「高齢者が生活する上での危険ポイント」を作成し、後悔しないマンション選びのヒントを探すことにした。
なんでも調査隊GO!
「わからないことはプロに聞け!」ということで、今回は福祉住環境コーディネーターの曽田さとみさん(エルシーエーインフィニティ)に助言を頂いた。曽田さんによると…
・高齢者の危険ポイントは主に転倒である。
・低い段差でつまづいたり、床の材質によっては滑ったりして危険。
・水柱金具やスイッチの誤操作も危険である。
とのこと。
なんでも調査隊は、この助言から『危険ポイント』の作成に挑戦した!!
福祉住環境コーディネーター
曽田さとみさん
楽しく快適なライフスタイルを提案し、住宅・店舗の設計から施工までを手がける
「エルシーエーインフィニティ」
のスタッフ。
曽田さんへの取材を経て完成されたチェックポイントはこの5つである。 マンション選びやリフォームの際にこの危険ポイントがないかチェックしてほしい!
低い段差は気づかないことがあるので危険! 逆に浴室入口のように15〜20cmの段差の方が、「段」として意識するので転倒しにくい。
ステンレスの見切り材は滑りやすく危険! またフローリングから柔らかいカーペットに移動する際も、床の感触が変わるのでとっさに対応しきれず転倒するとこがある。
洗い場の床と浴槽の床の高さが大きく違うと、またぐ時にバランスを崩しやすく危険!
2ハンドル水栓は石鹸で滑ることもあり、危険な場合が! 浴室のシャワーのように身体に直接お湯をかける場合、誤操作で大きな事故につながることもある。
高齢者は暗がりに入って目が慣れるまでに時間がかかり、スイッチを探す際に転倒の危険がある。
調査隊はさらに高齢者の気持ちを知るべく、「板橋区おとしより保健福祉センター」に出動!
半身が不自由な高齢者の擬似体験をして「不自由に感じるポイント」を確認することにした!!
装着した器具
・体の動きを抑制するベスト(ポケットに重り1kg)
・利き手の腕と脚の動きを抑制するサポーターと重り(腕に500g、脚に1kg)
・視界を暗くする眼鏡 ・音が聞き取りづらくなるヘッドホン
わずかな段差でも注意しないと、杖や脚が引っかかり転倒してしまう恐れが…
不自由な脚をかばいながらの昇降は難しい!手すりや杖があるだけでどんなに心強いか。
柔らかい座部のイスは身体が沈み込んで立ち上がりにくい。家具選びも重要だと実感!
調査隊が作成した「危険ポイント」を曽田さんに報告したところ…
主な危険ポイントは、この5つで問題ないと思いますよ。
ただ、最近のマンションはバリアフリーが一般的。室内の段差はだいぶ少なくなっています。ですが、バルコニーと部屋の段差はまだ改善されていないところが多いです。気をつけたいポイントですね。ほかの危険ポイントも、浴槽エプロンはユニット式の場合は40〜45cmがほぼ一般的ですし、水柱金具もシングルハンドルが今の主流です。高齢者が住みやすい物件が増えてきていますね。もし、今住んでいる物件や購入しようとしている物件に危険ポイントがあり、改善したいと思ったら、まず区役所の保健福祉センターに相談してみましょう。
今回の危険ポイントをしっかり覚えて、マンション選びの際にぜひとも役立ててほしい! また、高齢者の方と同居していなくても、お家に招く時などの注意点として心に留めておいてはいかがだろうか?
まさか見切り板が危険だなんて思いもしませんでした。これから物件を見学するときに「危険ポイントチェック」をもって行こうと思います。
暮らし易さを考えるなら、コチラもチェックしてみて♪
・[vol.11] 入居者に大好評! 人と環境にやさしい快適キッチン設備
・[vol.16] マンションのオプションはどんなモノが便利?
・[vol.17] 長期修繕計画と修繕積立金ってどんなもの?必要なの?
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