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住まいのなんでも調査隊
vol.32 リビングとキッチン&和室の関係はどう考える?
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[リビングとキッチンの関係] キッチンは大きく4タイプに分けられる
 まずリビングダイニングとキッチンの関係を見ていきましょう。これは主婦にとっては大切なこだわりポイント。どのような暮らし方がしたいのかによって、いくつかのタイプを選ぶことになります。
カウンター型キッチン
 現在、もっともポピュラーで人気があるタイプといえるでしょう。キッチンの一部がリビング方向へ向けてカウンターになっています。洗い物や料理をしながらカウンター越しにリビングにいる家族と会話ができたり、小さな子どもの動きを視野に入れることができるメリットがあります。主婦にとってキッチンに立つ時間の孤立感もなく、家族の一体感を保ちやすいスタイルといえるでしょう。デメリットとしては、片付いていないシンクなどがリビングや廊下から見られやすいことが挙げられます。
どんな人に向いている?
 小さな子どものいる家族やまだ子どもがいない、夫婦2人だけの家族に向いています。ただ、同じカウンター型でも、カウンター上部に吊り戸棚など収納があるかないかで、雰囲気が変わることを知っておきましょう。上部に何もないと、リビング全体により開放感が出ます。
カウンター型キッチン 間取り図
独立型キッチン
 リビングダイニングに隣接していますが、出入り口が別で完全に独立しているキッチン。来客時にもお客様からキッチン内を見られることがありませんので、多少散らかっていても気になりません。逆に、キッチンからもリビングの様子をうかがいにくいタイプです。
どんな人に向いている?
 ある程度、子どもたちが成長した家族や夫婦が共働きの家族に向いています。家族同士のコミュニケーションのとりやすさよりも、プライバシーを尊重するライフスタイルに合うからです。ある程度、建物面積に余裕がないと独立型はつくりにくいこともあり、マンションではほとんど見られません。
  間取り図
オープン型キッチン
 リビングダイニングとキッチンの境目がないタイプです。リビングの一角にキッチンがあると考えてください。壁に向かってシンクや調理台があるので、背中を向けながら料理や洗いものをすることになります。メリットとしては、リビングとキッチンを同じ空間で共有できるため、効率的なスペース活用が可能になる点。逆に弱点としては、キッチンまわりのすべてがリビングから視野に入る点、またキッチン収納が確保しにくいことが挙げられるでしょう。
どんな人に向いている?
 都市型の3階建てによく見られますが、便利な立地を優先して生活したい少人数家族の選択肢のひとつとして考えておきましよう。省スペース化が図れるとともに、小さな子どもがいる場合、目線は逆方向でも気配を感じることができます。
オープン型キッチン 間取り図
アイランド型キッチン
 最近、少しずつ増えてきているアイランド型は、ダイニングの中に島のように浮いていることから、こう呼ばれています。家族同士や友人も含めて、複数で調理を楽しめるスタイルといえるでしょう。
どんな人に向いている?
 「見せながら、一緒に料理を楽しむ」というスタイル。友人などを招いて頻繁にパーティーを楽しみたいという家族にはピッタリです。ある程度、広さにゆとりのある家でないと実現しにくいかもしれません。
アイランド型キッチン 間取り図
[リビングと和室の関係] 和室は一体(隣接)型と独立型で使い勝手が異なる
 次にリビングダイニングと和室の関係。最近では和室のない一戸建てもありますが、基本的には根強い人気があり、4LDKの4部屋のうち、1室は和室というケースが一般的です。用途としては、来客用スペース、同居する両親の居室、子どもの遊び場、さらに子どもが小さいうちは家族の寝室として利用できるなど多彩。ユーティリティとしても、和室は使いやすい空間なのです。
リビング一体(隣接)型
 建て売り一戸建てではもっとも多いパターン。リビングと隣接する襖を開け放つと、リビングと一体化してより広く開放的に使うことができ、逆に閉めるとある程度独立した空間を確保することができます。
どんな人に向いている?
 基本的には小さな子どものいる家族に向いています。畳は究極のクッション材なので、子どもが走ったり転んだりしても安全。リビングダイニングからも、遊んだり昼寝をしている子どもを確認できるからです。リビング一体型は、より多彩で効率的な使い方をしやすい和室といえるでしょう。
リビング一体(隣接)型 間取り図
独立型
 リビングとは入り口が別で、襖を通してつながっていないタイプです。リビング一体型に比べると、使い方は限定されますが、個室空間としての独立性が確保しやすい点がポイント。ただし、建て売り一戸建てでは一体(隣接)型に比べると数は少なくなります。というのも、ある程度建物全体のゆとりが必要になるからです。
どんな人に向いている?
 明確な和室の使い方を持っている家族におすすめです。近い将来を含めて、新居で両親と同居予定があり、両親の居室を確保したい場合、また家族が多いので1階の和室を夫婦の寝室に充てる場合などです。このうち両親との同居なら、できれば6畳ではなく8畳の広さ、床の間など、余裕のある和室がいいでしょう。
独立型 間取り図
先輩購入者に学ぶ
料理をしながら家族と会話できるのびのびキッチン
 Mさん宅のリビングダイニングの広さは、キッチンまで入れて約14畳ほど、特別広いわけではありません。でも、何だか開放感があってゆったりしています。「それはカウンターキッチンの上部に吊り戸棚がないからですよ」と解説してくれたのは、Mさんの妻。ここはかなりこだわったポイントなのだそうです。
 建築条件付き土地を探して家を建てたMさん夫妻。当初の基本プランと大きく変えたわけではありませんが、いくつか効果的な変更をして思い通りの家になったそうです。そのひとつが、カウンターキッチンでした。「キッチンは料理中も家族の顔が見えるカウンター型が希望でした。でも、一般的な吊り戸棚のあるパターンだと、窮屈感があって気になっていたんです。リビングダイニング全体も暗くなってしまうし」と考えたそうです。そこで思い切って、カウンター上部に何も付けないことにしました。「これが大正解。キッチンだけでなく、リビングも明るくなった気がします」。また、リビングに隣接する和室にも工夫を凝らしました。襖ではなく木製の収納できる引き戸にしたことにより、リビング一体型と独立型の中間的な使い方ができるようになったのです。  やはり家族が集うリビングは、家のなかでもいちばん大切な場所。思い通り快適なスペースかどうかは、キッチンと和室の関係によっても大きく変わってくるようです。
料理をしながら家族と会話
料理をしながら家族との会話が弾む
埼玉県・Mさん
プロフィール
 夫、妻、長男、長女の4人家族

購入物件
 土地面積/104m2
 建物面積/93m2
 間取り/4LDK
 交通/最寄駅から徒歩10分
キッチンとリビング 和室 玄関 外観
リビングからキッチンも開放的な雰囲気 リビングに隣接する和室は襖でなく、引き戸に 玄関も広く、家全体がゆったりしている 日当たりの良い南向きに立地


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