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住まいのなんでも調査隊
vol.18 新築一戸建ての探し方、買い方
大きな流れは、条件整理→情報収集→現地見学
新築一戸建てを探すとき、条件の整理から情報収集、そして現地見学が大きな流れになります。行き当たりばったりで、漠然と家を探すのはあまり上手な方法とはいえません。まず、大まかな予算を設定しますが、これはあくまでもめど。実際に買えるかどうかは不動産会社での試算で判明すると考えてください。
1 まず、希望条件を整理してみよう
 大切なのは自分たちはどんな家に住みたいのか、です。大きなポイントだけでも家族で話し合ってからスタートするといいでしょう。話し合いで、ある程度意見がまとまっていれば、家探しはよりスムーズに。
現地
一戸建ての現地へはある程度準備をしてから出かける
駅や沿線 日当たりや広さ・間取り 周辺環境や駅までのアクセス
 住みたい沿線や駅など。たとえば、子どもを転校させたくないなどの理由があるので現在住む街で探すのか、同じ沿線ならほぼ環境が変わらないのでOKなのか、予算や環境優先で神奈川→千葉など広いエリアで移動してもいいのか、を考えてみましょう。大きなエリアによって、同じ広さ・仕様の一戸建てでも価格が数十パーセントも変わってきます。  イメージするのはどんな家でしょうか。日当たりがよくて広々した庭があって…これは理想ですが、現実には予算もあるのでそう簡単にはいきません。物件個別の条件では、優先順位をつけることをおすすめします。何を第一に優先したいのか、リビングの広さか庭の有無なのか、日当たりか、次に譲れないものは○○、という具合です。5番目くらいまで順位をつけておくと、実際に探しはじめたときスムーズな判断が可能になります。  物件自体の条件に優先順位をつけたら、次は周辺環境や駅までのアクセス。優先順位をつける必要はありませんが、しっかり話し合っておきたいところ。特に一戸建ての場合、環境によって住み心地が大きく左右されることがあります。たとえば、駅に近いと便利ですが、にぎやかな繁華街近くだと落ち着きません。できれば周囲も一戸建てが多い住宅地なら安心です。たとえばバス便でも便数が多ければ問題ないことも。最初はできるだけ幅を持たせておくといいでしょう。
駅 日当たり・広さ 周辺環境
住みたい駅や沿線のめどをつける 日当たりや広さなど物件の条件には優先順位を 周辺環境も住み心地を左右する
2 いろいろな手段で情報収集
 購入したい家の条件がうまく整理できたところで情報収集へ進みます。今は住宅情報誌に加えてインターネットによる検索も有効なので、自分に合った手段をうまく活用して必要な情報を集めましょう。
「住宅情報タウンズ」を活用する インターネットで検索する 新聞の折り込みチラシなどもチェック
 家探しに住宅情報誌は有効な情報ソースとなります。路線や駅が決まっているなら「住宅情報タウンズ」でエリア限定のきめ細かな一戸建て情報を手に入れることが可能です。情報誌で探すメリットとしては、価格はもちろん、物件の特徴や概要などが比較検討しやすい点が挙げられるでしょう。もうひとつ、住宅ローンなどに関するわかりやすい記事がついているので、購入に関する知識を得るという意味でも有効です。  本サイト「住宅情報ナビ」をはじめとするインターネットの住宅関連サイトで検索する人も多いでしょう。この場合は仕事で多忙な人でも、自分の好きな時間に好きなだけ検索でき、かつ問い合わせや資料請求ができること、情報の鮮度が新しいことなどがメリットとしてあげられるでしょう。たとえば希望の不動産会社が決まっているなら、その会社のサイトに直接アクセスしましょう。  あくまでも一定のエリア限定ですが、折り込みチラシもしっかりチェックします。地元情報という視点では有効ですが、物件個々の情報量は限られている場合も多いので、さらに問い合わせるなどして希望条件を満たしているかどうか、確認してみましょう。もうひとつ、折り込みの頻度によってその不動産会社が物件情報が豊富で活発に活動している会社かどうか、見極める材料にもなるでしょう。
住宅情報誌 インターネット検索 折り込みチラシ
まず住宅情報誌で物件をチェック インターネットの検索も有効 地元密着の情報が中心の折り込みチラシ
3 いよいよ現地見学へ出かける
 情報収集によって気になる物件が見つかった場合、現地見学へ出かけるダンドリには大きく2種類の方法があることを知っておきましょう。ひとつはある程度の開発規模があり売主の不動産会社が直接販売しているケースで、広告には<売主>と表記されています。もうひとつは不動産会社が売主から依頼されて販売するケース、同じく<仲介>とか<媒介>と記されているはずです。
売主が直接販売する物件 不動産会社による仲介物件
 基本的には販売現地へ直接出かけます。一定の規模がある現地にはモデルハウスがあり、販売センターが設置されているケースが一般的。どんな仕様・設備なのか、プランは希望通りかなどを実際に見てチェックすることができます。他の区画はまだ建築中だったり更地の場合もありますが、イメージはしっかりつかむことが可能でしょう。予算や希望条件に合う区画があるかを確認しましょう。
モデルハウス
売主が販売する多数棟現場にはモデルハウスが
 比較的小さい規模の開発では仲介物件が多くなりますが、この場合は直接現地へは行きません。まず、気になる物件を掲載している不動産会社に電話またはメールなどで物件について問い合わせましょう。電話での対応がテキパキしていて印象がよければ、週末などにアポイントを入れて来店、その後案内してもらうのが一般的。電話のとき、条件などを伝えておけば、その物件以外にも該当する物件を探しておいてもらえます。予算と希望条件を前提に限定したエリアで物件を探すときに有効です。仲介物件を購入するときには、仲介手数料=物件価格の3%+6.15万円が必要になります。
 仲介物件の場合は現地での状態も以下のようにさまざまです。

更地・建築中
 かなり判断しにくい状態ですが、人気の物件はこうした段階で売れてしまうことも珍しくありません。現地では担当者から入念な説明を受けるとともに、疑問点はできるだけ質問、その場で解決しておくようにします。モデルハウスはないことが多いので、代わりに同じ売主会社の完成物件などを見学させてもらうといいでしょう。

完成済み
 一方ではすでに完成済みのケースもあります。この場合は自分の目で確認できるので問題ないでしょう。できるだけ具体的な生活をイメージして見学しましょう。

建築中
更地
更地や建築中なども現地の状況はいろいろ
知っ得コラム
不動産会社は“情報の宝庫”
 現地見学へ出かけるメリットは、実際に物件を見て検討できたり、広さやプランをはじめ仕様・設備などのトレンド、さらに相場などを把握できるだけではありません。というのも、売主・仲介を問わず、不動産会社は“情報の宝庫”。住宅購入に関するノウハウや情報がたくさんあるからです。
 たとえば、いくらの物件が買えるのかという点。新築一戸建ての購入には物件価格のほかに印紙代などの諸費用がかかりますが、収入や頭金をもとにした購入可能額については、不動産会社による試算が目安になります。あらかじめ考えていた物件価格と可能額に差が出る場合もよくあるのです。住宅ローンの組み方にしても、頭金不足ならその会社と銀行の提携ローンを提案してくれるなど、実際に出かけてみなければわからない、個別の事情に合わせた有益な情報を得ることができるのです。
良い物件を逃さず、理想のマイホームをゲット
ここまで見てきたような流れを押さえて、新築一戸建て探しをスタートしましょう。そうすればスムーズな決断が可能になり、気に入った物件を逃すこともないでしょう。大切なのは、家族の話し合い、念入りな情報収集、より多くの現地へ出かけて物件を見学してみることです。
 


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