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HOME > 住まいのなんでも調査隊 > 戸建てのココが気になる編vol.17

住まいのなんでも調査隊
vol.17 街並み・設備・仕様がワンランク上の一戸建てに注目!
条件の良い土地にグレード感のある一戸建てが
一戸建て中心の住宅地に、街並みに統一感のある一戸建てが増えています。一般的な開発地の雰囲気とはひと味異なる、そんな一戸建てが増えている背景にはどんな事情があるのでしょうか。
東京23区などの住宅地に十数戸〜数十戸規模で開発
 こうした一戸建ては販売されるエリアや、一戸当たりの面積からいっても、郊外型ではなく都市型の建売住宅と呼ばれます。東京23区や市部などが中心で土地面積は100〜120程度、建物面積も80〜100が中心なので、一般的な建売住宅とほとんど変わりません。ただ、開発規模は最低でも十数戸から多くても50戸程度あり、数戸程度の小規模な開発は見かけないようです。
大手不動産会社の物件が中心、ブランド名でシリーズ化
 開発を手がけるのは大手不動産会社が中心。シリーズ化することでブランド力を高めている点が特徴といえるでしょう。たとえば、三井不動産は「ファインコート」、野村不動産は「プラウドシーズン」というネーミングで展開しています。多彩な付加価値をつけることで、地元の不動産会社や工務店などが開発する建売住宅とは一線を画しています。当然、価格的にも同じ規模の一戸建てよりは高めになっていると考えてください。
都市型一戸建て住宅
コンパクトだがバランスのとれた都市型一戸建て住宅
大手不動産会社による開発
大手不動産会社による開発が多くなっている
どこがワンランク上なのか、その理由は?
価格的にも高めの、そうした一戸建ては具体的にどこが違って、どんな点が人気になっているのでしょうか。そこには上質な一戸建てにふさわしい立地やプラン、設備があるようです。
1.良好な条件の土地
 良好な住宅地としての環境を持つ土地に開発されるケースがほとんど。そうした土地の多くは以前は大手企業の社宅などでした。企業が社宅などを放出する動きは今も続いていることから、こうした建売住宅の開発が加速しているわけです。ほかにも相続を機にまとまった土地を手放すケースも見られます。用途地域でいえば、第一種低層住居専用地域。一戸建て住宅以外は建てられない、建ぺい率容積率が50%・100%程度の土地ですので、まとまった面積があってもマンション建設には不向きということになります。
良好な環境の住宅地
一戸建て中心の良好な環境の住宅地が大きな魅力に
2.街並みに統一感
 美しく統一感のある街並みも大きな魅力のもひとつ。その土地の特徴を最大限に生かすべく開発コンセプトを練り、規模にかかわらず“ひとつの街”として開発を進めていくことで美しい街並みが実現します。既存の道路を生かし、新たな道路を作り、外構や植栽、建物の素材に統一感を持たせます。景観と安全に配慮したきめ細かな工夫があるからこそ、隣接する住宅地とは異なる、街としてまとまりを感じさせることが可能になります。
統一感のある街並み
外構などの素材やデザインに統一感がある
3.住戸プランに個性
 きめ細かなプランニングは住戸にも生かされています。特徴的なのは同じプランの住戸がほとんどなく、それぞれが個性的という点。ほぼ同じプラン・仕様で統一すればコストは抑えられますが、一戸建ては区画ごとに日当たりや風通しなど、住み心地に直結する条件が異なり、個別性が非常に高いといわれます。外部のデザイナーを起用するなどして、その区画の条件にいちばんフィットするプランを実現すれば、おのずとそれぞれのプランは個性を主張します。
吹抜け
限られた空間を吹抜けの活用などで開放感たっぷりに
 
4.最新設備が充実
 設備・仕様のグレードも高くなっています。わかりやすいのは玄関まわりで、テラコッタなどタイルを駆使したアプローチやひとまわり大きな重厚感のある玄関ドアなどが採用されています。サッシも複層ガラスや防犯サッシが使われ、床暖房や浴室換気乾燥機なども標準的に装備されるケースが一般的。将来にわたって安全に暮らせるためにユニバーサルデザインが採用されています。
玄関まわり
玄関まわりなどは重厚感のあるつくりに
知っ得コラム
大手不動産会社ならではの安心感
 購入する人たちの声を聞くと、ポイントのひとつに大手不動産会社ならではの安心感を挙げる人が多いようです。見学から契約、入居までの流れの中で信頼感を得ることができ、入居後の不具合などもアフターサービスを含めて、スムーズな対応が期待できるようです。建売住宅に関しては、これは非常に重要なポイントといえるでしょう。
購入するにはどうすればいい?
ワンランク上の一戸建てを購入したいと考えたとき、購入のためのプロセスは、仲介会社を通して探す一般的な一戸建て購入の場合とは少し異なります。各不動産会社の都市型一戸建てシリーズの「友の会」へ入会することが近道。そうすることで、販売前に素早く情報をキャッチすることができ、じっくり検討できるからです。
ただし、最近増えているとはいえ、各社のプロジェクト展開には限度もあります。どうしても住みたい街や地区がある場合は、ピンポイントで探すのは難しいかもしれません。ある程度、エリアを広げて検討することが上手に探すポイントになります。
価格は高めでも、一定の価値観を重視する人向け
利便性が高く、住環境の整った立地に、ある程度の規模で開発されるワンランク上の一戸建て。ここまで見てきたように、多少予算は高めになったとしても、街並みやプラン、仕様などに価値観を見いだしたい人にはピッタリの建売住宅といえるでしょう。住まいに関してほぼ同じ価値観を持つ人たちが購入することから、入居後のコミュニケーションもとりやすいはずです。人気が高まっていることから、今後もこうした都市型一戸建ては増えてきそうです。
先輩購入者に学ぶ
整った街並みと快適なプラン。住み心地は想像以上ですね!
 友人が購入した家を訪ね、「こんな家に住みたい!」と強く思ったTさん夫妻。本格的な家探しを始めるにあたり、まず該当する不動産会社も含めて数社の「友の会」に入会したそうです。「一定規模の開発で街全体に統一感があり、住戸プランもひとつひとつきめ細かい点に大きな魅力を感じました。プラス、大手と呼ばれる会社が売主という点にも安心感がありましたね」とTさん。購入した一戸建ても大きな公園に近く、環境はすぐに気に入ったそう。「予算との兼ね合いもありますが、プランが多彩でどの区画にするか悩みました」といいます。結果的に北西角地を選びましたが、南側が建物まで十分な空間があるため日当たりは予想通り良好、また北側には吹抜けなど大きな窓があり採光は十分とのこと。「玄関ホールも含めてとにかく家の中が明るいことがいちばんのお気に入り。住み心地は想像以上に快適です」(妻)と満足そうです。
洗練された階段ホール
玄関を入ると洗練された階段ホールで明るい印象に
リビング 共有の庭
リビングには冬でも日差しが差し込む 隣戸の庭と空間を共有する点が大きな特徴
北西の角地 のびのび暮らせる環境
北西角地にプランの工夫でより開放感を高めている 子どもたちものびのび暮らせる環境に満足そう
東京都・Tさん
プロフィール
 夫・妻・長男・長女の4人家族

購入物件
  土地面積/約111m2
  建物面積/約90m2
  間取り/4LDK
  交通/最寄駅から徒歩12分
取材協力/三井不動産


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