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HOME > 住まいのなんでも調査隊 > 戸建てのココが気になる編vol.11

住まいのなんでも調査隊
vol.11 一戸建てのセキュリティって、どうなっている?
一戸建てのセキュリティラインは大きく3つ
一戸建てのセキュリティというと、個別の住戸の設備ばかりを思い浮かべがちですが、実はもっと大きく捉える必要があります。各戸のセキュリティ設備の充実はもちろんですが、その前に各戸の敷地内への侵入を防いだり、侵入しにくい仕掛けをすることも大切。さらには街全体やその区画周辺の「ご近所力」があれば、侵入犯は行動をとりにくくなるはずです。具体的なケースを踏まえて見ていきましょう。 一戸建てのセキュリティ
1次セキュリティライン 街や区画単位の防犯
 最近注目されている「ご近所力」は思った以上に防犯面の効果があります。見知らぬ人に挨拶をしたり、「どちらにご用ですか」と声をかけるだけで、退散してしまうケースも少なくありません。新築一戸建ての場合、同時に数家族が引っ越すことが多いのでコミュニティが形成されやすく、みんなで声を掛け合えば効果的でしょう。さらに、新しく開発された街では主要なポイントに防犯カメラを設置したり、24時間体制で警備する試みがスタートするなど、街全体での防犯が定着しつつあります。
地域ぐるみの防犯意識を高める
具体的な設備などではありませんが、最近では住民組織を作って日中や夜間にパトロールをする自治体も少なくありません。これからは防犯意識の高い街を選ぶことも大切になってきます。検討段階で近所の人たちにヒアリングすると効果的でしょう。
街全体でセキュリティ対策
近年登場してきた新しいセキュリティのシステム。開発計画の段階で1次セキュリティラインが設けられています。たとえば、警備会社と提携して専属の警備員が24時間体制、または一日に数回タウン内を巡回警備します。こうした街全体のセキュリティが購入のポイントになっているケースも多いようです。ほかにも街の中に多数の防犯カメラを設置したりと、さまざまな工夫がなされています。
2次セキュリティライン 敷地内への侵入を食い止める
 家に侵入される前にストップをかける方法もいろいろ。例えば、高い塀で囲まれていると一度敷地内へ入りさえすれば動きやすくなりますが、オープン外構なら道路からの目線を意識せざるを得ません。屋外に番犬がいると近づきにくかったり、人が近づくと明るくなる門灯をつけるなどの対策を施してあると、侵入犯は敬遠しがちに。

オープン外構で外部を意識させる
最近の新築一戸建ては、多くがオープン外構を採用しています。その理由は、植栽などで緑が豊富な街づくりが可能になることと、防犯面での効果にあります。塀がないので侵入しやすいようにも見えますが、実は逆で、侵入後の行動が外部から目につきやすいため敬遠しがちになるそう。ただ、オープン外構ではプライバシー面への配慮に注意する必要があるでしょう。
オープン外構
瞬間的な音や光で驚かせる
瞬間的にドキッとさせることで撃退する方法も有効です。屋外に番犬を飼ったり、人感センサー付きの門灯や玄関灯などがあれば、侵入犯はためらいがちに。番犬はともかく、セキュリティに配慮した門灯や玄関灯などを装備する新築一戸建てが増えています。
足場になる電柱やモノをなくす
2階の窓は外出時も開けているケースが多いそう。そこを狙われないよう、足場になるようなモノがない設計も重要になります。電柱はどうしても必要ですが、家との距離が近いといきなり2階へ侵入することが可能に。高い塀なども足場となる危険性もありのます。
3次セキュリティライン 個別住戸ごとの防犯対策
 最後はやはり各住戸ごとのセキュリティ対策がモノをいいます。玄関ドアはピッキングされにくい鍵で二重にする、窓にはシャッターや面格子を付けるだけでなく、最近では販売時に警備会社と契約するケースも増えてきました。販売時に標準装備される設備も多くなってきているので、購入検討段階でしっかりチェックしておきましょう。
ピッキングされにくい
 玄関キーを2カ所に

特に玄関ドアが通りから見えにくい場所にあるケースなどでは、ダブルディンプルなどピッキングやサムターン回しがしにくいキーが2カ所にあると有効。最近ではこうした対策は標準になってきています。さらにマンションのエントランスのように離れて操作が可能なオートロックシステムも登場。
玄関キー
テレビモニター付き
 インターホン

侵入犯はインターホンを押して留守を確認することも。今やテレビモニター付きは一般的ですが、できれば録画機能があると留守中の来訪も確認できて安心。
テレビモニター付きインターホン
大きな窓にはシャッター
かつては雨戸でしたが、最近の一戸建てではシャッターが主流に。なかには電動シャッターになっていて1カ所で集中操作が可能がタイプも。これだと開閉が楽だし、閉め忘れがないので安心。また掃き出しの大きなサッシには二重ロック、三重ロックが付けられるケースも。
シャッター
 
小さな窓には面格子
浴室や洗面室などの窓は小さめですが人目につきにくい場所になりがちなので、侵入を防ぐため面格子が必要に。ステンレス製など強度が強い素材が使われているかも注意。
面格子
割れにくい防犯ガラス
2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟み、破るのに時間を要するのが特徴。シャッターや面格子がない窓に採用されるのが一般的です。
  ホームセキュリティ
外出時にセットすると、不審者侵入時に契約する警備会社へ通報され、ガードマンが駆けつける方式が一般的。月々のコストは1万円前後、ほかに取り付け工事などで数万円程度かかりますが、最初からセットされている一戸建ても増えています。
バランスのとれたセキュリティが大切に
進化する一戸建てのセキュリティですが、個別の住戸のセキュリティが充実していればOKというものではありません。街全体の防犯や敷地への侵入のしにくさなどとのバランスがとれていれば、何重にもセキュリティラインが形成され、それだけ狙われにくくなるわけです。新築一戸建てを購入する際には、開発コンセプトのなかでセキュリティへの配慮が重視されているかどうかも重要な判断材料のひとつになるでしょう。
先輩購入者に学ぶ
最先端のセキュリティで安心感のある毎日
 新しく開発され街並みが整っていること、土地にゆとりがありプランが個性的なことなどがFさんの購入の決め手に。同時に魅力を感じたのはセキュリティ面の設備の充実だそうです。「ここは集中管理方式の電動シャッターをはじめ、玄関ドアはオートロック、ホームセキュリティも標準装備でした。駐車スペースにもシャッターがありますが、それによって『防犯意識の高い街』ということを侵入者に知らせる役割も果たしていると思います」とFさん。さらに住民同士のコミュニティが形成しやすく、散歩をしながら挨拶をはじめ、よく声を掛け合うことから、侵入犯にとっては活動しにくい街ではないかといいます。
東京都・Fさん
購入物件
 土地面積/185.6m2 建物面積/130.3m2
 間取り/4LDK 交通/最寄駅から徒歩12分
駐車スペースにもシャッター
駐車スペースにもシャッターが
ホームセキュリティの操作盤
ホームセキュリティの操作盤などが1カ所に


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