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住まいのなんでも調査隊
vol.31 間取り図の上手な見方、基礎知識
間取り図の用語基礎知識
間取り図のタイプ名に併記されているLやKなどの「記号」で大まかな間取りの構成がわかります。 たとえば下記の間取り図は、物件パンフレットに次のように表記されています。
E100Eタイプ/101.25平米 2LDK+DEN+2WIC+TR
  • E100Eタイプ=物件独自のタイプ名(通常は基本プランのタイプ名を表しますが、モデルルームは間取りの変更プランで作られる場合が多いので販売担当に詳細を確認することをお忘れなく。)
  • 101.25平米=専有面積(バルコニーなど専用ではあるが共有部分を除いた、区分所有者が単独に所有する面積を意味します。)
  • 2LDK=Lはリビングの略、Dはダイニングの略、Kはキッチンの略、最初の数字の2はLDK以外の居室の数を表します。
  • DEN=一般的に書斎のこと。広さや形の基準はないが、建築基準法上、採光や通風の面で居室と認められない部屋をDENと位置づけていることがあるので注意しましょう。(同様の物にS/サービスルームもあります。)
  • 2WIC=WICはウォークインクローゼットの略。つまり2つのウォークインクロゼットという意味です。
  • TR=トランクルームの略です。

※自分の好きな間取りが探せる間取りクイックサーチでは、たくさんの間取りを見ることができますできます。実際の間取りをみて、記号などをチェックしてみましょう!

今回の調査員…ケイカ
プロからのCheck&Advice
櫻井幸雄さん 住宅ジャーナリスト
櫻井幸雄さん
分譲マンションや一戸建てを中心に、豊富な知識と取材執筆経験を持つ。著作、テレビ出演多数。
ポイント1
まず、注目したいのは「方位」
 間取りで重要なのは「日当たり」。これを調べるには「方位」をみます。間取りの外に、羅針盤のようなマークが入り、「N」の文字が示されるのが一般的。この「N」が北を表します。LDの窓が南を向いている「南向き」ならば、日当たりの良さが期待できます。
ポイント2
点線で示される「下がり天井」は要注意
 今回はありませんが、間取り図に示される点線は通常「下がり天井」――つまり、天井の一部が下がっていることを示します。点線部分に「2100」などの数字が書かれていたら、「下がっている部分の天井高は2100ミリ」ということになります。この点線は見逃せません。
ポイント3
塗りつぶしてある柱・壁にも注意して
 マンションの間取り図で、黒く塗りつぶしてある柱や壁は「構造柱・構造壁」になっているのが一般的です。建物を支える鉄筋コンクリートの柱や壁を意味し、それらは将来、リフォームするときも取り外し不可。そのため、間取りの中心部に黒く塗りつぶされた柱や壁があるときも注意が必要になります。
今回のテーマに関係するリンク集
バスルームのサイズ表記には、どんな意味があるの?
「プライバシーに配慮された住まい」はどう違うの?
11畳のリビングはどんなカタチが使いやすい?
家族4人で80平米のマンション。3LDKと4LDKどっちを選ぶ?
マンションの日当たりは向きだけで決まる?
角住戸と中住戸、住み心地はどうちがう?
間取り図の記号を読む
以下の間取り図にカーソルを合わせ気になるポイントをチェックしてみましょう!
その他のマーク
※現状、記号のデザインは統一の基準で描かれていません。各物件のプラン集の間取り図に併記されている記号の見方を参照してください。
間取り図でわかりにくいところは、モデルルーム等で実際に確認しましょう
間取り図で読みとりにくいのが、縦のスケール。うっかりすると天井の一部に低い部分があって「手持ちのタンスがつっかえて置けない!」なんていうことに。必ず天井高やの形状、腰高窓・掃き出し窓などの立体的な情報まで含まれた間取り図を取り寄せて確認を。下がり天井(パイプスペースや構造体)や吊り戸棚、床の段差など、モデルルームの仕様と照らし合わせるとよいでしょう。
システム収納やシューズボックスの高さをチェック! ウォークインクローゼットの高さや造りつけの棚の位置もチェック!
開口部分は全開できる掃き出し窓タイプやはめ殺し(FIX)窓などがあるのも見落とさないで! こんなに違う! 腰窓の高さをチェック!
知っておきたい、その他の見方
 12.7畳とか4.7畳など洋室の畳数表記は、平米数よりも広さをイメージしやすいと感じる方も多いでしょう。でもタタミのサイズは同じ1畳でも、京間では190.8×95.4cmなのに対し、東京間では175.6×87.8cmといった具合に地域や建築構造などで大きく違います。マンションによって1畳あたりの面積が異なる場合も。複数物件を検討する際は、コピー機の拡大・縮小機能を使い、間取り図の縮尺を揃えて比較するのもひとつの方法です。
取材協力:
藤和不動産株式会社/有楽土地株式会社/相鉄不動産株式会社/日鉱不動産株式会社/セントラル総合開発株式会社
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