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住まいのなんでも調査隊
vol.36 管理形態はマンション選びの重要選択肢!
そもそも管理人さんってどういう人なんだろう?
管理人さんといえば、管理人室にいつもいてくれて、マンション生活で困った時などに何かと助けてくれる存在というイメージですが、実際に普段何をしているのかなんて、なかなかわからないですよね。ひとくちに管理人さんと言っても、どのマンションの管理人さんも同じ業務をしているとは限らないし、実はマンション管理には大きく分けて以下4種類の業務があるんです。
このように、事務的なことやメンテナンスを担当する方も管理人さんに含まれます。事務管理業務などは特殊専門分野になる為、ほとんどの場合管理業者に委託するケースが多いですが、その他の業種は管理組合で住人の意見を取り入れ、管理業者を選択するケースも増えてきています。
近頃は物件広告などでも良く目にしますが、管理員ひとつをとっても様々な種類の形態があります。立地や間取りなどに比べ意外と軽視されがちですが、これからはマンションを選ぶ際には管理形態から選択してみるのも良いですね!
そして今回は管理人さんの実態をさらに探るべく、管理人さんの1日に密着取材を敢行しました!
プロからのCheck&Advice
管理人 Mさん マンション管理人
Mさん
都内のマンション管理人を始めたのが2003年。住民の皆さんの信頼も厚い、やさしい雰囲気の管理人さんです。
ポイント1
困ったときには
頼りにしてください!
 私が言うのもおこがましいのですが、緊急時などは常駐している管理人や緊急の連絡先があると、安心して生活を送ることができると思います。
 マンション管理人といえどもマンションの全てを管理しているわけではありませんし、業務ごとに異なる会社が担当したり管理人の勤務時間にも違いがあります。これからマンションをお選びになる際は、ご自分の生活スタイルに合った管理形態やサービスを採用しているか調べてからお選びになると良いと思いますよ。
ポイント2
理事会や管理組合、ぜひ参加をお勧めします!
 私が勤務しているマンションでは定期的に理事会を行っており、私は日程の調整や管理などを担当しています。
 理事会では管理費などについての話し合いの時間が持たれますので重要なのはもちろんなのですが、住人さん同士でコミュニケーションをとる貴重なお時間でもあります。
 私の勤務しているマンションでは、基本的には住人さんのコミュニケーションの場となっています。
 住人さん同士がコミュニケーションを多くとっているマンションは皆さんもより良い生活を過ごすことができるでしょうし、私も勤務していて楽しいです。理事会や管理組合などと聞くと「難しそうで嫌だな〜」と思っている方も是非参加されることをおすすめします
今回のテーマに関係するリンク集
管理組合や理事会ってどういうことをしているの?
実録!マンション購入をめぐる家族会議
管理人さんに突撃取材
今回取材に協力して頂いたのは、東京都内の某マンションを管理しているMさん。Mさんはこのマンションの管理を始めたのが2003年。勤務時間は月曜から土曜のAM8:00〜PM5:00(土曜日は午前中のみ)、受付や清掃を主に担当する「管理員」さんです。 今回は管理員さんの実情を探るべく、Mさんに1日密着させて頂きました!まずは仕事の中枢管理人室から調査開始です!
ここで住人の皆さんの安全を見守っています!管理人室をチェック!
わずか1畳ほどのスペースに、マンションを管理するうえで重要な機能が備わっているんですね。ここを拠点にしてMさんの一日が始まります!それでは毎朝8時に出勤するMさんと共に、管理人さんの1日に密着取材、スタートです!
管理人さんの一日に密着!
AM08:00 業務開始!〜ゴミの整理から1日がスタート!〜
ゴミの回収車が来る日はもちろん、回収のない日も集積所の整理やゴミの分別がきちんとなされているかなどをチェックしています。ゴミの回収が終わったら集積所の掃除ももちろん欠かしません。 通常は2時間くらいですが、ゴミの多い日や回収の種別によっては午前中いっぱいかかることもあるそうです。
AM10:00 清掃開始!〜植木だってマンションの一部です!〜
次は周辺の植木に水をやり、同時に雑草や植木の清掃を行います。毎日なんて大げさに感じるかもしれませんが、少し水をやらないだけですぐに植木は枯れてしまうもの。この地道な作業のおかげでマンションの景観が保たれているんですね。
お昼休み
PM01:00 最大の難関!?〜排気ガスにも負けません〜
午後は周辺道路の掃き掃除から始め、次に室内共用施設の掃除を行います。ここは高速道路に面している為、車の排気ガスなどで道路に面した廊下がすぐに汚れてしまい、道路と平行した3階〜5階は汚れが多く特に大変だということです。
ここは専用庭エントランス(左写真)などの共用施設も充実しており、こういった施設の清掃も掃き掃除から汚れ落としまで毎日欠かしません。特に大変なのは多くの人が触れるガラス部分で、指紋などですぐに汚れてしまい日に何度も清掃することもあるそうです。そしてエントランスは水を使用しているので、定期的に水を入れ替え、水汚れを重点的に清掃しています。
PM03:00 マンションの内巡回〜終わりまで気を抜けません!〜
この時間になると学校から帰宅してくるお子さん達と会話を楽しんだりと、しばし休息。住民の皆さんとのコミュニケーションも管理人さんの大事な仕事の一つですね。でもまだまだ仕事は終わりません。駐車場や駐輪場などを見回ると同時に掲示板の張り替えなどを行い、最後にマンション内を巡回。そしてやっと一日の業務が終わります。
管理人は見た!〜管理人さん事件簿〜
取材の最後に、日常ではなかなか経験できない!?
管理業務ならではのエピソードを聞いてみました!
緊急警報が鳴った!
Mさんの管理するマンションでは全部屋に火災報知器と防犯センサーが完備されています。もちろん鳴らないの越したことはないのですが、Mさんの業務中に警報が鳴り響いたことがあるそうです。ですが大事には至らず、この時は住人さんが自分の部屋の窓に設置されているセンサーを解除せずに窓を開けてしまったからだそうで、さすがのMさんも事情を知ったときはホッと胸をなで下ろしたという事です。
インターネットがつながらない…
これも最近のマンション事情を象徴している出来事かもしれません。ここでは館内に光ケーブルを導入しており、全部屋で高速通信のネット環境が完備されています。とある日、Mさんの元に住人さんから「ネットがつながらない」との苦情が多く飛び込んで来ました。Mさんは早速プロバイダに連絡、事情を伝えると「本日は工事で回線が止まるというご連絡をさせて頂いているはずですが・・・」との事。確認すると確かにその連絡が来ており、原因がわかるまでは説明書を隅から隅まで読んだり、マンション内で何か原因があるのか調べたりと大変だったそうです。ですがMさんもこの一件依頼、インターネットにもずいぶん詳しくなったそうです。
取材を終えて〜調査員のまとめ〜
1日密着取材、いかがでしたでしょうか。調査員は1日同行しただけでヘトヘトになってしまいました・・・。少しは管理人さんの実態が伝わったでしょうか?最近は管理形態が多様化するのに伴い、物件広告やHPなどでも管理システムについて詳しく紹介されています。

・管理人さんの勤務形態(常駐・通勤・巡回・遠隔監視)
・住人の意見で管理会社を変更することはできるのか?
・業種によって管理会社が違うのか?


などのポイントを、自分の生活スタイルや家族構成などに照らし合わせて、購入前に十分チェックしておきましょう!


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