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HOME > 住まいのなんでも調査隊 > 暮らしのココが気になる編vol.3

住まいのなんでも調査隊
vol.3 カウンターキッチンって本当に使いやすいの?
カウンターキッチンってどんなモノ?
リビング・ダイニングを仕切る壁に、幅1.5〜2m、高さ1mほどの窓をあけ、ダイニング側にカウンターを設けたタイプ。キッチンで家事をしながら、カウンター越しに顔が見える家族との会話を楽しめるので、キッチンにいる人を孤独にさせないのが大きな特徴!
カウンターキッチンの間取り図
カウンターキッチン
写真協力:リムザ(分譲済み)
特徴
キッチンで家事をしながら、カウンター越しに顔が見える家族との会話を楽しめるので、キッチンにいる人を孤独にさせないのが大きな特徴!シンク上部に吊り収納があると収納力があるうえ、リビング・ダイニングからキッチンが丸見えにならないので、来客時の調理や後片付けもお客様の視線をあまり気にせずに済みますよ。
プロからのCheck&Advice
森田博子さん キッチン・スペシャリスト
森田博子さん
女性(主婦)の視点で使いやすい住まいを提案。講習会、テレビ、雑誌掲載多数。インテリア学校の講師も務める。
ポイント1
思い込みは捨てましょう。
カウンターキッチンは対面式で使いやすいと思われています。確かに家族とのコミュニケーションが取れるという点では効果的です。一方、キッチンとダイニングの間に開けた窓の大きさや位置によっては逆に閉鎖的になり、圧迫感を与えることもあります。また、シンクの上は吊戸棚という思い込みも、使いにくさにつながることもあります。
ポイント2
配膳台はコミュニケーションの場。
キッチンとダイニングを直結するために一部壁を取り払ってそこに配膳台を設置することもアイデアです。たとえば、出来上がった料理を盛り付けたり、お茶を用意したりなど子供や夫が料理作りに参加する機会を与えてくれます。なお、シンク中心の考え方をやめてみましょう。いつも台所にはいるとシンクの前にいると思いがちだからです。対面式を楽しむにはシンクでなく作業台なのです。
今回のテーマに関係するリンク集
>>キッチンにはどんなタイプがあるの?
カウンターキッチンの実力を検証!
今回はポピュラーなカウンターキッチンを2タイプ、調査してきましたよ。Kさん宅のキッチンはI字型(I型配列)、Hさん宅はL字型(L型配列)。キッチンの形状の違いで、カウンターキッチンの使い勝手にも差がでるのかしら?
Kさんの場合(I字型配列)
I字型配列の間取り図
ワークトップを一列に並べたI字型。調理と水仕事は横に動くだけでいい点がGOOD!でも、ワークトップの幅が広すぎると、動く距離が多くなることで作業効率は悪くなり、ちょっと疲れそう。幅は最大でも350cmぐらいまでが作業しやすいようですね。
川崎市・Kさん宅
川崎市にお住まいのKさん
ヤッター!ポイント
Kさん宅はリビング・ダイニング側から見ると、窓のようにキッチンが望める一般的なカウンターキッチン。キッチンが丸見えにならず、ほどよく独立性がありながらも、リビング・ダイニングとのコミュニケーションがとれるのが利点。でき上がったお料理をカウンター越しにご主人に渡せて、ダイニングテーブルへの配膳もスムーズですね。
ザンネンポイント
約3.3畳の広さのキッチン。横長にレイアウトされたI字型キッチンは幅が広い分、作業スペースはしっかり確保されていますが、シンクとコンロとの移動距離が思いのほか長い!さらに、食器棚がキッチン内でなく、ダイニング側にある点も作業効率に響いているようですね。
Hさんの場合(L字型配列)
L字型配列の間取り図
L字型は体の動きを90度変えるだけで、作業できるのが楽々ポイント。ご夫婦で仲良く調理するのにもぴったりですよ。デッドスペースになりがちなコーナー部分も、よく使う調理器具や調味料置き場として利用、作業・収納効率を高めていますね。
世田谷区・Hさん宅
世田谷区にお住まいのHさん
ヤッター!ポイント
シンクとコンロの距離が近いので、熱いパスタ鍋などをコンロからシンクへ移動するのも安心ですね。L字型キッチンと冷蔵庫の位置も無駄のない動線となっているので、ほとんど立ち位置を変えずに体を反転したり、数歩踏み出す程度で、食材の出し入れ(冷蔵庫)から、調理(コンロ)、片付け(シンク)までが段取りよく進みそう!
ザンネンポイント
Hさん宅はシンク上部に吊り戸棚がある典型的なカウンターキッチン。作業効率は問題ないのですが、この戸棚の設置に伴い左側に壁があるので、テレビを見ながら作業するには、リビングの方にちょっと乗り出して覗き込むような姿勢をとらなければならないのが不満といえば不満!?
使いやすいカウンターキッチンの豆知識
シンク上部に吊り収納があるカウンターキッチンは収納力があるうえ、リビング・ダイニングからキッチンが丸見えというわけではないので、来客時の調理や後片付けもお客様の視線をあまり気にせずに済み、そのうえほどよくコミュニケーションがとれるのが利点。 今回ご紹介した2タイプのほか、上部に吊り収納のないセミオープンタイプのカウンターキッチンもあるんですよ。こちらはリビング・ダイニングとの一体感が高く、キッチンに居ながらにして奥まで視線が届くのが利点。収納力では劣るものの、開放感はたっぷり!
I字型配列のカウンターキッチン L字型配列のカウンターキッチン キッチンの間取り図
※写真協力:セレビア新宿御苑前(分譲済み) ※写真協力:COSMOSPOLIS品川(分譲済み)  
冷蔵庫・コンロ・シンクを結ぶ作業動線を「ワークトライアングル」と呼び、その形が正三角形に近いほど、作業効率が良く、3辺の合計が360〜600cm程度だと疲れにくいんです!この数字が短すぎると狭くて動きづらい、長すぎると移動距離が多くて疲れるということなんですね。 カウンターの高さに合わせたハイタイプの椅子を置けば、キッチンカウンターの使い方が広がりますよ。例えば、お母さんがキッチンで家事をしている間、お子さんがカウンターで宿題をしたり、照明を落としてカウンターバー気分でお酒を楽しんだりと、家族のふれあいのひとときが増えそう! 間取図に線を引いてチェックしてみると、U字型の作る三角形が3辺のバランスがとれていて、動きやすそうなのがわかりますね。そのほか、家電や食器棚との位置関係はもちろん、冷蔵庫の扉が左右どちらに開くのかも、作業効率に影響するので、注意して!


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