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物件引き渡しの準備
「どのような書類をそろえたらいい?」
 売買契約時に買い主は手付金を支払い、残金は物件(鍵)の引き渡しと同時に支払われる。すなわち残金を受領する日までに引っ越しを済ませ、電気・ガス・水道などの公共料金の清算をしておく必要があるのだ。
 またその売却物件に住宅ローンなどの抵当権が付いている場合、その残債務を清算して抵当権を抹消する必要がある(抵当権の登記抹消手続きは司法書士が申請書を作成し、売り主に替わって法務局に提出する) 。
 そのための書類や金額は仲介会社が教えてくれるので、指示に従って準備を怠りなく進めよう。それらの準備が滞ってしまうと、契約違反・損害賠償の対象にもなるので注意しよう。

残金の受領 鍵の引き渡し
「鍵を渡して本当に我が家が売れた」
 残代金を受け取って物件の鍵を引き渡す日は、住まい売却のいよいよ大詰めだ。残金ならびに固定資産税等の清算金の受領・登記の申請・売り主への関係書類や鍵の引き渡しなど、やることがいっぱいだ。
 権利証や実印、印鑑証明書など、この日のために持っていかなくてはいけないものもたくさんある。また発行してもらうのに日数がかかる書類もある。モレのないよう持ち物一覧表を作ってもらうといいだろう。
 またこの日は仲介手数料(半分)をはじめ、多額のお金が必要になる。諸費用分としていくら用意しなくてはいけないのかについても仲介会社に確認しておくことが大切だろう。

残金決済から物件の引き渡しまでの流れ
登記の申請 所有権移転登記(抵当権抹消登記がある場合も)の申請を司法書士に依頼する

残代金の
受け取り

融資実行金などの残代金を買い主から受け取り、領収書を発行する
固定資産税
等の清算

毎年1月1日時点の登記名義人に課税される固定資産税や都市計画税の金額を売り主と買い主の間で分担。引き渡し日までの税額を日割りで計算して、清算金を受領する

関係書類の
引き渡し

管理規約、パンフレット、付帯設備の保証書などの書類を買い主に引き渡す

諸費用
の計算

仲介手数料(半分)や抵当権抹消登記費用(必要な場合)などの諸費用を支払う

鍵の
引き渡し

買い主に鍵を渡して、ついに住まいは新しい買い主のものに
売り主が用意するもの
売却物件の権利証(登記済証)
実印
印鑑証明書(3か月以内に発行されたもの)
固定資産税納付書
ガス、水道等清算領収書
管理規約、パンフレット、建築確認書等
仲介手数料の残金(別途消費税)
登記費用(抵当権抹消登記等がある場合)
物件の鍵






まとめ
「プロを味方につける
のが成功への近道だ」

 以上、7回シリーズで「住まいの買い換えを成功させる7つのポイント」を紹介してきた。信頼できる仲介会社をパートナーに、分からないことは率直に聞きながら「どうしても買い換えを成功させたい!」いう意欲をもって取り組むのが成功の秘訣のようだ。情報をきちんと集め、フットワーク良く行動し、決断すべき局面では潔く決断する力を持てば、買い換えはきっとうまくいくだろう。

持ち家の売却査定の相談をする
いくらで売れるかシミュレーションする
第1回目「 買い換えの“全体プラン”と“我が家の実力”をつかんでおこう!」
第2回目「 買い換えを成功させるための資金計画の立て方」
第3回目「売りが先か買いが先か?買い換えの方法を検討する」
第4回目「有利に買い換えるための仲介会社の選び方」
第5回目「媒介契約を結んだら、いよいよ売り出しスタート!」
第6回目「売買契約の前に売り主がやっておきたいこと」
第7回目「自宅を新しい買主にスムーズに引き渡す方法」
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