不動産サイト 住宅情報ナビトップ > 関東トップ > 住まいのこだわリサーチ vol.11 ファミリーの一戸建て選びは「子育てにやさしい街」がキーワード!
住まいのこだわリサーチ
不動産購入者アンケートの結果をもとに、住まいに関するみんなの「希望と現実」を徹底分析!
2008年6月25日更新
リサーチvol.11

ファミリーの一戸建て選びは
「子育てにやさしい街」がキーワード!

Adviser 中川寛子さん <アドバイザープロフィール>

中川寛子さん

二十数年にわたって不動産関係の雑誌、書籍などに携わってきたフリー編集者。All About(オール アバウト)「住みやすい街選び(首都圏)」ガイドも務めており、首都圏のほとんどの街、商店街を歩いている。著書に街選びの指南書「住まいのプロが教える30の警告『この街』に住んではいけない」(マガジンハウス)、「ど素人がはじめる不動産投資の本」(翔泳社)など。スマッチの「この世に家がある限り」でも住まい探し、街選びの裏話を書いている。
All About(オール アバウト)「住みやすい街選び(首都圏)」
http://allabout.co.jp/house/
townshuto/
マガジンハウス「『この街』に住んではいけない」 http://magazineworld.jp/sc/
book_search.pl?code=isbn&
word=978-4-8387-1847-4

スマッチブログ「この世に家がある限り」 http://blog.smatch.jp:80/hiropon

ファミリーにとって住まいを探すときに気になるのは、「子育てしやすい街」かどうかということ。とくにファミリー世帯の教育環境への関心の高さは歴然。また、教育環境だけでなく、公共施設の充実はもちろん、行政サポートや意外なチェックポイントからも「子育てしやすい街」を検証します!

※「2007年首都圏新築一戸建て契約者動向調査」(リクルート)より

◇ 新築一戸建て購入者の「暮らし方のイメージ」 ファミリーは、「子育て・教育がしやすい」が第2位!

ファミリーにとって重要なのは「環境」

ファミリーが住まいを購入する際に思い描く暮らしは、1に「広さ」、2に「子育てに良い環境」がポイント。夫婦のみ世帯の場合、第4位に「仕事や通勤に便利」が入っていますが、ファミリーの場合は第9位。アクセスの利便性よりものびのびと暮らせる環境のほうを重視する傾向にあるようです。

みんなどうなの?

「子育てをする上でよい環境とは?」

  • 自然が多い。地域に子どもが多い。通学路が明るく、人通りが多い。車道と歩道がきちんと分かれている。習い事や塾などの選択肢が豊富である。小児科が近くにある。(女性・35歳)
  • 交通量が少ない。公園が多い。エレベーターが備え付けられている。スーパーなどに子ども用品が充実している。(男性・37歳)
  • 親だけでなく、地域で子育てできるような環境。(女性・36歳)
  • 公園、学校、児童館が近い。子どもに対する手当が厚い。治安が良い。(女性・33歳)
  • 学校が近い。買い物などの購買面の施設に若干不便があっても、その分、地域のコミュニティがしっかりしているところ。(男性・34歳)
  • 公園や図書館などの施設が手軽に利用できる場所にあり、車の通りが激しくない緑が多く静かな環境。(男性・41歳)
  • 家の前の道路が広い(車通りが少ない)。同じような家族構成の家が多い。(女性・30歳)

※マクロミル 2008年5月調査より

「子育てにやさしい街」の見分け方

 ファミリーにとって理想の子育てや暮らしができる街の条件はさまざま。ポイントをチェックして「子育てにやさしい街」を見極めましょう。

  1. 周辺環境
    緑が多い環境は空気も清々しく、からだにも良いもの。その点からも樹木が多く植えられている公園などが近くにある街は魅力的。またベビーカーを押したり、子連れで歩くときは、車と歩行者の道が分離されている街も安全で安心でしょう。また、子連れなら車で移動する機会も多いもの。駐車場があるスーパーや大型のショッピングセンターなどが近くにあるかどうかも見逃せません。
  2. 教育環境
    近くに保育園、幼稚園、小学校、中学校があると通園や通学にも便利です。保育園に関しては、空き状況や、延長保育、病時保育、病後時保育などの有無も確認しておきましょう。
  3. 医療施設
    身近に小児科や歯科、大きな病院があると安心です。しかし、地図上で判断するだけではなく、現地を歩いたり、クチコミを調べてみるのもオススメです。
  4. 行政サービス
    ファミリーにとっては気になる行政サービス。中でも怪我や病気の多い幼児期の親にとって行政サービスの存在は大きなもの。子どもの医療費助成は基本的に国の方針がベースにはなっていますが、都道府県や自治体によって、中学校卒業まで無料のところから、4歳までしか助成がない、所得制限がある、無制限で助成など違いがあるのでチェックしたいところです。

 さらに、ファミリーが暮らしやすい街を見分ける意外なチェックポイントは以下の2点!

  1. 大型スーパー、ショッピングセンターをチェック!
    品揃えやテナントとして入っているショップの傾向から、ファミリーにとって便利か、暮らしやすいかどうかが分かります。休日には子ども向けのショーなど、ファミリーで楽しめるイベントがあるかどうかも調べてみるといいでしょう。また駐車場に止めてある車のタイプは観察の価値あり。たとえばミニバンが多いならファミリーが多いと推測できるなど、車の種類でその地域に暮らす人の傾向も見えます。
  2. 地域のコミュニティ掲示板をチェック!
    現地へ行ってチェックするのが一番ですが、地域のホームページの掲示板などを見てみるのもひとつの方法。住んでいる人にしか分からないさまざまな情報を収集できるほか、住人の生の声に触れれば、街の様子が理解できるでしょう。

見つけたいのは「環境」「教育」「価格」「広さ」の4拍子揃った街!

住まいを購入するうえで、「懐にやさしい」というのも大切でしょう。子育てにはお金がかかるもの。資金計画にはゆとりを持たせたいものです。
そのような状況を踏まえるとファミリーにとって暮らしやすいのは、「環境」「教育」「価格」「広さ」の4つの条件が揃っている街といえるでしょう。

オススメの千葉県。そのヒミツは「バランス」

 首都圏でオススメなのが、千葉県。その理由のひとつは、「価格」。他の都道府県と比べて1平米あたりの土地価格が、リーズナブルなので同じ金額ならより広い住まいを購入することができます。

◇ 平成19年 都道府県別・住宅地平均平米単価 ◇ 新築一戸建て 購入物件の土地面積・建物面積の平均  (単位:m<sup>2</sup>)

 ファミリーの場合、ゆとりのある2階建てを望むなら土地面積は100平米以上が理想。80〜90平米だと2階建てにはギリギリの面積で、これ以下になるとある程度の住空間を確保するためには3階建てにせざるを得なくなることも。狭い土地での3階建ては、階段も急。子どもや高齢者にとって安全とはいえません。その点、千葉県の土地面積の平均は145.4平米。建物面積も平均105.7平米で首都圏の中では、ダントツにゆとりある居住空間を得られます。

 児童保育の面でも、千葉県の待機児童数は974人(平成19年度)と首都圏の中では少なめ。ちなみに東京都は4601人、神奈川県は1822人、埼玉県は1217人です(財団法人こども未来財団調べ)。加えて、延長保育、病時保育、病後時保育に対応する保育園その他も比較的充実しています。これは、ファミリーにとって、大きなメリットでしょう。
 通勤する人には、京葉線や東西線利用で大手町などのオフィス街へ1本で直結するアクセスの良さも見逃せません。
 このように千葉県は、子育てファミリーにウレシイ条件が4拍子揃った、バランスの取れたエリア。安心でゆとりある子育てのできる魅力の場所といえるでしょう。

“かえるカモ”の結論!
子育てにやさしいポイントは「環境」「教育」「価格」「広さ」カモ! 子育てにバッチリな千葉の物件はこちら

構成·取材·文/eSampo.com イラスト/トリゴエモトコ

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