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買い替えを考える人にとって、自分の住む沿線や駅の中古マンションの売却価格は気になるところです。そこで、人気沿線の駅別中古マンション価格に注目してみました。平均価格はどうなっているのでしょうか。第1回は首都圏でもそのブランド力には定評がある、2つの路線を取り上げてみました。 |
中古価格が安定した路線・駅=売却しやすい路線・駅 |
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東京カンテイ 主任研究員
井出 武さん |
東急田園都市線、東横線とも、首都圏では屈指の人気路線。新築も中古も、マンション価格は高めに推移しているはずです。
早速、東京カンテイの主任研究員である井出武さんにデータを抽出してもらいました。
「ひとことでいうと、2つの沿線とも、売買価格は非常に安定しています。そのなかで都心に近接する駅は、都心部の地価上昇を受けて、確実に取引価格が上昇しています」と説明してくれました。
もちろん、駅からの距離や築年数など、マンションの持つ個別の条件は加味されていないので、物件ごとのバラつきはあるものの、大きな傾向としては参考になるでしょう。さらに、「高値で安定しているということは、買いたい人たちが確実に存在するということ。つまり、自宅を売却して買い替えをしたい人にとっては、買い替えしやすい路線ということがいえるわけです」(井出さん)と付け加えます。 |
池尻大橋・三軒茶屋、中目黒・祐天寺などは価格が上昇 |
個別の駅を見ていくと、たしかに都心に近い駅は、上昇傾向が顕著です。田園都市線では池尻大橋や三軒茶屋、東横線では中目黒や祐天寺などです。
「新築マンションなら地価の上昇が価格に反映されるまで、1年〜2年程度のタイムラグがありますが、中古マンションはそのまま反映する傾向にあります。最近の都心の地価上昇の波をかぶっていると考えられますね」と井出さん。ちょっと待ってください、都心近接の駅でも代官山の価格は半端じゃありません。それに対して、「代官山は特別です。中古マンション価格は日本有数の高値といえるでしょう」。ほかにも自由が丘や用賀などで、中古マンション価格が上昇しています。
「首都圏全体では2000年ごろから、それまで下がり続けていた中古マンション価格が安定基調に入り、流通量も増えてきました。それでも、沿線や駅ごとに差が出るのですが、今回取り上げた2つの路線に関しては、どの駅もまんべんなく安定しているのが特徴。それだけブランド力があるといえるでしょう」と井出さんは説明します。
この沿線に住んでいる人は、積極的に買い替えを考えてみるといいでしょう。また、買い替え先を検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。
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