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第3回 発表!価格の下がらない駅〜売却しやすい駅はどこ?

家を売るときには、なるべく高く売りたいもの。では、高く売りやすいエリアや駅って、あるのでしょうか。そんな駅があるなら、買い替えのときの新居選びにも参考になるはずです。

10年後も新築価格から大きく下落しない=高く売りやすい駅

 早速、住宅の市場調査を行う東京カンテイに依頼、「マンション価格の下落しにくい駅」を調べてもらいました。その手法は新築時の価格を1とした場合、10年後にどれくらいの価格で流通するか、という実例に基づいたものです。「新築で販売された価格と10年後の流通価格の乖離が少ないほど、高く売りやすい駅ということになります。ただし、個別のマンションの諸条件、駅からの距離やプランの良し悪しなどは加味していませんので、あくまでも、ひとつのメドとして考えてください」と東京カンテイの主任研究員・井出武さんは説明します。築20年、築30年となると、維持・管理の程度などによって、下落幅は物件ごとに大きく差がつくそう。でも、10年目までは、マンション価格の下落率はある程度一定なのだそうです。

ランクインした駅には、"下がらない理由"がある

東京カンテイ主任研究員  井出 武さん
東京カンテイ主任研究員
井出 武さん

 注目のランキングは表の通り。実際に見ていくと、それぞれに下落しにくい背景があるようです。その点を井出さんに聞いてみました。「まず、購入価格は高いけれど、都心立地でエリアの持つポテンシャルが高く、比較的下がりにくいエリアがあります。代々木公園、目黒などは、そうした事情に加えて、ここ数年の都心方面の地価上昇が反映されたと考えられます」(井出さん)。一方、月島や品川などは少し事情が異なるようです。「月島や品川、新川崎などについては、利便性が高いにもかかわらず新築価格そのものが低い傾向にあるので、中古になってもそれほどの下落はないのです」と井出さんは説明します。ひばりヶ丘や国分寺、調布などは、住環境と利便性のバランスがとれていることがランクインの理由のようです。
 あなたの住んでいる駅はどうでしょうか。ランクインしていれば心強いはず。また、買い替え先を検討する際にも、ぜひ役立ててみてください。

 

■新築/中古 マンション価格の下落しない駅ベスト20■

  沿線名 駅名 新築 中古 新築/中古(新築1とした場合)
坪単価
70価格 坪単価
10年理論
価格 
1 東京地下鉄千代田線  代々木公園 301 6,374 367 8,703 1.365
2 JR横須賀線 新川崎 132 2,795 141 2,943 1.053
3 東京地下鉄有楽町線  月島 221 4,680 229 4,814 1.029
4 JR京葉線 海浜幕張 126 2,668 127 2,697 1.011
5 JR山手線 品川 233 4,934 236 4,964 1.006
6 京王相模原線 若葉台 136 2,880 135 2,836 0.985
7 JR京葉線 新浦安 146 3,092 142 3,029 0.980
8 JR南武線 矢川 138 2,922 130 2,767 0.947
9 西武池袋線 ひばりヶ丘 122 2,583 112 2,431 0.941
10 JR山手線 西日暮里 145 3,070 129 2,833 0.923
11 JR中央線 国分寺 160 3,388 142 3,112 0.918
12 JR京浜東北線 東神奈川 144 3,049 125 2,798 0.918
13 東京地下鉄丸ノ内線  西新宿 241 5,103 212 4,627 0.907
14 東急多摩川線 矢口渡 168 3,557 139 3,218 0.905
15 西武多摩川線 多磨 145 3,070 127 2,775 0.904
16 JR京葉線 南船橋 129 2,732 124 2,467 0.903
17 小田急小田原線 千歳船橋 199 4,214 166 3,803 0.902
18 小田急小田原線 代々木八幡 272 5,760 223 5,196 0.902
19 JR山手線 目黒 267 5,654 197 5,077 0.898
20 京王線 調布 174 3,684 143 3,289 0.893
     
※東京カンテイ調べ
2005年に販売された新築マンション、流通した中古マンションの価格から割り出した数字

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