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――工藤さんの買い替えについて教えてください。
もともとイギリスで一戸建てを購入していたんです。その後、夫の仕事の関係で日本に帰国することになったので、その家を売却することに。この時ばかりは高く売れるよう、できる限りのことはしました。例えばお風呂のタイルを張り替えたり、シャワーヘッドを付け替えたり、芝生を張り替えたり。水まわりを中心にお金をかけて投資したのがよかったのか、購入価格よりも高く売却できました。イギリス人は古いものを長く使うという考え方が徹底していますので、建物の古さは気にしないのですが、室内がきれいかどうか、住みやすいのか、見るべきところはきちんとチェックしていましたね。
――イギリスでは買い替えが盛んなのですか?
そうですね、日本と比べて、イギリスの不動産価格が安いからなのかもしれませんが、イギリス人はとてもよく引っ越しをします。子育て中はちょっと大きい家、子どもが独立したらコンパクトな家というように、ライフステージに合わせて家を選ぶんです。生活するエリアは変えずに、自分たちの身の丈に合った家選びをするんですね。私は、家は心を映す鏡だと考えています。家族が長時間過ごす空間ですから、家に不満やストレスを抱えて暮らすよりも、買い替えようとアクションを起こす方が、運も開けてくると思います。日本でも、これからは家に対する考えほうがもっと柔軟になってくるのではないでしょうか。積極的に買い替えられるようになるといいですね。
買い替えも風水も優先順位が大切
――その後、日本でマイホームを購入されたんですね?
そうです。帰国後は一時的に私の実家で居候していましたので、長期間、家探しをしているわけにもいかず、予算やライフスタイルなど、総合的に考えて今の家にしました。風水から見て完璧な物件ではないんですが、学業運がすごくいいんです。これは我が家では子育て中ということで、子どものことを優先した結果ですなんですね。子育てが終わったら、金運のよいところに引っ越す予定です(笑)。
――風水でも優先順位があるのですね。
そうですね、子育て&教育、健康、お金など、今はこういう時だと定めて、絞り込むことが大事です。あれもこれもと欲張るのはよくありませんね。よく、風水グッズなどのインテリア雑貨を飾ってあるお宅があるんですが、風水グッズだらけの片付かない家より、気持ちよく片付いている家が基本。風水は常識の積み重ねですし、絶対的なものではないんです。それは、買い替えにも通じることがあると思います。売却時は買う側の気持ちになって現状の家の欠点を少しでもカバーする、購入するときには優先順位を明確にする。それがイギリス生活と中国式風水から得た、私の結論ですね。 |