堅調なマンション市況などを背景に 地価が下げ止まりから上昇傾向へ
- 地価が上昇した地区や横ばいの地区が増加
- 国土交通省が発表した10月時点の地価調査によると、東京圏では3カ月間で地価上昇地区が1つ減ったが、横ばい地区が増えた。また大阪圏は上昇地区が2つ増え、下落は2地区のみとなった。同省では「全体として地価の下落基調からの転換の動きが見られる」としている。
- 再開発エリアや人気の住宅地で上昇
- 東京圏ではとうきょうスカイツリー駅周辺が引き続き「3%以上6%未満」の上昇となったほか、再開発が進む大宮駅西口や渋谷区、横浜市、川崎市などで上昇が目立つ。
マンション市況が堅調な大阪圏では、京都市丸太町と吹田市江坂の2地区が上昇に転じた。ほかに再開発中の大阪市阿倍野や、住宅地として人気の神戸市岡本、JR芦屋駅周辺なども引き続き上昇している。
地価はマンション価格にも影響するだけに、今後の動向に注意したい。
取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ
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