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12年07月11日
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不動産広告の表示ルールを改定 事実と異なる予想図は不当表示に
不動産広告の表示ルールを改定 事実と異なる予想図は不当表示に
物件と無関係な イメージパースは掲載不可
 マンションなど不動産の広告表示に関するルールが改定された。
 まず不当表示とされる完成予想図などについて、これまでは「実際のものよりも優良であると誤認されるおそれのある表示」のみが対象だったが、「事実に相違する表示」も加わった。物件と関係ないイメージパースなどは掲載されなくなる。
隣接地などでの他社の 建築計画も表示が必要に
 また物件の南側に高い建物が建つなど住み心地に影響するおそれのある建築計画などについて、従来は売主が自社で行う計画だけがパンフレットへの記載を義務づけられていた。改定により、今後は他社の計画を知り得た場合も記載されることになる。
 このほか、住宅ローン返済例を掲載する場合に、前提条件も必ず併記されることになった。
 不動産広告を見る場合は、細かい表示内容にも注意しよう。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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