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11年09月07日
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価格はダウン、ローン負担はアップ 国土交通省の動向調査で明らかに
価格はダウン、ローン負担はアップ 国土交通省の動向調査で明らかに
マンションの平均価格が 前年より2割以上ダウン
 国土交通省が2010年度住宅市場動向調査の結果を発表した。調査は住宅購入などの実態を明らかにするため、毎年実施しているもの。
 それによると、分譲マンションの価格の平均は3129万円で、前年より2割以上ダウンした。この5年間で最も低い金額だ。
返済額はダウンしたが 収入負担率はアップした
 自己資金も下がり、この5年間では初めて1000万円を切った。価格に占める自己資金比率もダウンしたが、2割は超えている。
 住宅ローンの年間返済額は前年より減って148万円だったが、平均年収もダウンしたため、年収に占める年間返済額の割合(年収負担率)は27.7%と前年よりアップしている。
 家を買うときの自己資金は物件価格の2割以上、年収負担率は25%以内が望ましいとされており、やや負担が大きくなったようだ。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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