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10年05月26日
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新築住宅の100%省エネ化を目指し 省エネ基準の義務化を検討中
新築住宅の100%省エネ化を目指し 省エネ基準の義務化を検討中
住宅エコポイントの 拡充案も年内に策定
 国が新築住宅の100%省エネ化を目指していることが分かった。前原国土交通大臣によると、現在は10%台程度にとどまっている省エネ住宅を、将来的に100%に引き上げる考えだという。そのため、住宅エコポイントの拡充や省エネ基準の義務化などを検討し、年内には対象時期や支援策の案をまとめる予定だ。
エコガラスの普及率は 高まってきている
 住宅の省エネ化では、不動産会社で構成する不動産協会が行動計画を策定するなど、民間でも取り組みが進んでいる。同協会では2012年をめどに、新築分譲マンションの具体的な数値目標を設定したい考えだ。
 省エネ化には窓の断熱化も重要だが、断熱効果の高い複層ガラスの普及率は50%前後にとどまる。ただ、より高性能なLow-E複層ガラス(エコガラス)の比率は高まっており、今後の普及が期待されるところだ。

取材・文/大森広司 イラスト/カズモトトモミ

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