資産価値が落ちない街

10年02月03日
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マンションの資産価値は将来の売りやすさ、貸しやすさで決まる

売りやすさPoint 一般的に価格は下落するが、どれだけ長く維持できるかがポイント 築20年までは大きく下落。立地にも左右される

マンションが中古市場でいくらで売れるかは、築年数に左右される部分が大きく、年数がたつほど価格は下がるのが通常だ。だが、下がり方は個別物件の資産価値によっても異なる。つまり古くなっても価格が下がりにくい物件は資産価値が高く、長い目で見てトクだ。

中古マンションの平均価格は築20年ぐらいまで下がり続け、その後は緩やかになる

貸しやすさPoint 資産価値の高い物件は高い家賃で人に貸せる 返済額並みの家賃で安定して貸せるかがポイント

マンションの資産価値は貸しやすさにも表れる。なんらかの事情で住み替えが必要になったときに、高い家賃で貸せればローンの負担を相殺でき、場合によっては家賃収入も得られる。ではどんな条件が満たされれば資産価値が高まるのか、検証してみよう。

利便性が高く、貸しやすいエリアは家賃が高めなので、資産価値も高めに維持されやすい

価値を落とさないために売りやすい街、貸しやすい街を選ぼう

どの街を選ぶかが資産価値に影響する

資産価値を測る指標として、マンションPBRとマンションPERがある。東京カンテイ市場調査部上席主任研究員の中山登志朗さんによると、「PBRは売りやすさ、PERは貸しやすさの指標です。ともに立地条件による影響が大きいので、どの街に立地しているかが重要になります」とのことだ。

売りやすい街は、PBRで分かる

居住ニーズの高い街でPBRが高まる傾向に

PBRとは、ある駅で過去10年間に分譲された新築マンションの平均価格を1とした場合に、同じ10年間にそれらのマンションから発生した中古マンションの平均価格を表す指数。「居住ニーズが高く、中古マンション価格の高い街で数値が高く、資産価値が良好になる傾向があります」(中山さん)

売りやすい街の計算式:マンション資産倍率PBR=10年平均中古マンション価格÷10年平均新築マンション価格

売りやすい街はここだ!

貸しやすい街は、PERで分かる

物件価格が割安で便利な街が狙い目

一方、ある駅の新築マンションの価格が、貸したときの賃料の何年分に相当するかを算出したものがPERだ。数値が低いほど短期間で「元が取れる」ので、資産価値が高いことになる。「物件価格がそれほど高くなく、賃料が高い街、つまり利便性の高い街ほどPERは低めになります」(中山さん)

貸しやすい街の計算式:マンションPER=マンション価格÷月額賃料×12

貸しやすい街はここだ!

>>次のページでは、関東エリアの「資産価値の落ちない街」をご紹介します!

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