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住まいのなんでも調査隊
vol.1 11畳のリビングはどんなカタチが使いやすい?
リビングのカタチにはどんなのがある?
同じ11畳でも、ヨコ長、タテ長、正方形と、リビングには様々なカタチがあるものです。それぞれの特長を検証してみましょう。
タテ長タイプ ヨコ長タイプ 正方形タイプ
タテ長タイプの間取り図 ヨコ長タイプの間取り図 正方形タイプの間取り図
ダイニングとリビングの間に余裕があるが、間口が狭いため家具の配置に自由度が少なく奥行きがある分、光りが奥まで届きにくいことも。 ワイドスパンとなるため視界が広くなって開放的。奥行きに余裕がない間取りだと、動線を確保するために家具のサイズに注意が必要。 奥行きが足りないと家具を配置しにくく、ダイニングとリビングが接近しがち。用途を分けない家具選び等の工夫をすれば明るさも確保しやすく○。
プロからのCheck&Advice
櫻井幸雄さん 住宅ジャーナリスト
櫻井幸雄さん
分譲マンションや一戸建てを中心に、豊富な知識と取材執筆経験を持つ。著作、テレビ出演多数。
ポイント1
ダイニング部とリビング部を
分けやすい
12畳の広さがあると、ダイニングテーブルとソファセットを置くのが普通です。その際、ダイニングテーブルを置くダイニング部分とソファを置くリビング部分を“陣地分け”しやすいと、使い勝手が良くなります。一般的に陣地分けが楽なのは、正方形よりも長方形(縦長でも横長でもOK)です。
ポイント2
LDKで
12畳というケースに注意
間取り図で「LD12畳」となっていれば、まずは十分な広さと安心しがち。でも、よくみると、「LDK12畳」となっているケースがあります。これは、リビングダイニングとキッチンを合わせて12畳という意味で、LDだけだと10畳に満たないことがあります。  LDKで●畳となっている場合は、LDだけで何畳あるのか確認することが必要です。
ポイント3
掃除機を分解せずに
しまえる収納付き
意外に見過ごされがちなのが、リビングの収納。ソファに座っていて、ハサミが欲しくなったり、耳掻きが欲しくなったりすることがあります。薬をしまう場所もソファのそばに欲しい。さらに、掃除機を分解せずにしまえる場所があると、必要なときすぐに出せて便利。リビングにそれらをしまう収納があることも大きなポイントになります。
今回のテーマに関係するリンク集
 
使ってみたらわかったメリット、デメリット
みんなはどんな風に使ってるの?それぞれのタイプのリビングにお住まいのご家庭をお訪ねして、住んでみてからわかった使い勝手の良い点・悪い点をお聞きしました。
タテ長タイプ/約10.8畳
タテ長タイプ/約10.8畳の間取り図
メリット
共働きの我が家では、2人がゆったり寛いで過ごせるようにということと、友達が集まることが多いため、ちょっと大きめのソファを置いているんです。タテに長めのリビングは、ダイニングテーブルを置いても、お気に入りのソファを2つ置くことができました。
デメリット
南西向きなので、夏の午後などはリビングにいると結構日差しを強く感じるんです。そのせいで壁側のソファなどが日焼けしてしまいました。テレビも直射日光はよくないので、本当はもう少し窓から離したくて色々試してみたのですが上手くいかず、結局今の位置に。もう少し間口があったら家具をおきやすいのですが…。
川崎市・Kさん宅
川崎市・Kさん宅。映画観賞用の大画面TVは映画好きのお二人にとって欠かせないアイテム。映画ソフトのコレクションはなんと250作品とか!
ヨコ長タイプ/約12.2畳
ヨコ長タイプ/約12.2畳の間取り図
メリット
ワイドスパンなので開放感が感じられますね。ワイドサッシのせいもあって、LD全体が明るいのも気に入っています。ダイニングとリビングのスペースがハッキリしているので、生活動線を分けやすくて使い勝手もいいです。キッチンからLDが見渡せるので、家族と話したり窓の外の開放感を感じながらお料理ができるのも気に入ってます。
デメリット
間口はあるけど奥行きがちょっと足りない感じ。両サイドの壁面積が小さいので、大きな食器棚は配置しづらくて断念。キッチン背面に設えたため、キッチンが狭くなってしまいました。テレビの置き場所もあれこれ試してみて、ようやく今の場所に落ち着きました。ダイニング側が一部下がり天井なのも、ときどき気になります。
川崎市・Tさん宅
川崎市・Tさん宅。DINKSライフのTさん宅では、2匹のワンちゃんがこのスペースで自由に過ごしているとのこと。ワンとも羨ましいお話しですね!
正方形タイプ/約11畳
正方形タイプ/約11畳の間取り図
メリット
対面カウンターのせいもあって、キッチンやダイニングまで明るさが届く点は気に入ってます。それにアウトフレームはやっぱり家具を配置しやすいですね。なるべく片側の壁に寄せて置き、よりスペースを広く使う工夫もしています。
デメリット
ダイニングとリビングスペースとの間に余裕がないのでちょっと窮屈さを感じることも。そこで、部分的に間接照明を使って視覚的にスペースを分けて感じる工夫をしたり、和室をオープンにしてリビングを広く感じるように。一部下がり天井なので、ちょっと圧迫感を感じることがありますね。
横浜市・Cさん宅
葛飾区・Cさん宅。シングルライフのCさんにとって、リビングは一番くつろげるスペースとのこと。多忙な毎日でもリビングでの癒し効果が活力源?!
快適なリビングのポイント!
どんなカタチでも間口・奥行きにある程度の広さがないと使いづらくなりますが、価格等とのバランスを図りながら、暮らしやすさを左右する、リビングの形状以外のポイントも検討してみましょう。窓の位置は家具の配置しやすさを左右し、梁や柱型のでっぱりなどは、広さの感じ方に影響します。さらに生活動線の確保も暮らしやすさに関係しますから、購入前は図面上でシミュレーションを。一番のポイントは、人が住まいに合わせるのではなく、自分たち家族のライフスタイルに合った空間かどうか見きわめることです。
ワイドサッシ 隣室との一体感 下がり天井
(協力:リムザ/TEL:0120-663041) (協力:プラグマ.Gタワー/TEL:0120-052528)  
ワイドサッシ 隣室との一体感 下がり天井
窓が大きいほどリビングは快適に。ハイサッシでなくても中央開きならバルコニーとの一体感も高まります。 隣接する和室は、襖収納があってフルオープンにでき、フラットフロアならLDとの一体感もアップ! 天井高は広さを感じる大きなポイント。下がり天井は面積、位置によっては圧迫感をもたらすことも。


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