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騒音対策がしっかりしたマンションを選ぶなら?

最近の新築マンションは、さまざまな遮音(騒音を防ぐこと)の工夫をしているが、それでも騒音を100%カットするのは難しい。遮音性能のチェックは大切だが、最初から、ある程度の生活音などが聞こえるのは仕方ないとの割り切りも必要だ。また、音を立てがちな家庭は、フローリングの上にじゅうたんを敷いたり、真夜中のシャワーや洗濯はできるだけ避けるなどの心配りも忘れないようにしよう。

新築マンションのチェックリスト


1 上下階、隣住戸の生活音の遮音対策

マンションの騒音で一番気になるのは上階から響く生活音。この騒音には、走ったり飛び跳ねたりしたときのドシンと響く音(重量衝撃音)と、スプーンが落ちる音や椅子を引きずる音など(軽量衝撃音)の2種類がある。それぞれの遮音対策をチェックしよう。

1重量衝撃音は、床のスラブ厚などをチェック


床のスラブ厚(床コンクリート板の厚さ)が厚いほど、音が伝わりにくい。スラブ厚の目安は、最近の新築マンションでは20cm以上(中空のボイドスラブの場合は28cm以上)。
床を支えるため水平に張り渡された、太い梁に囲まれた面積(梁間面積/りょうかんめんせき)が小さいほど音が伝わりにくい

2軽量衝撃音は、フローリング床の材質と取り付け方をチェック


新築マンションの床工法は大きく下の2つに分けられる。フローリング自体の遮音性能も聞いておこう

※図はすべて概念図



直貼り−−床コンクリートの上に直接床を貼る方法。遮音性能のあるフローリングを使い、さらにその下に、音を吸収する遮音財を挟んでいるか確認しよう



二重床−−床コンクリートと床板の間に隙間を設ける方法。遮音性能だけでなく、給配水管等のメンテナンスやリフォームがしやすいメリットもある。隙間に、グラスウールなどの吸収材を詰めると、さらに高い遮音性能が期待できる

1隣住戸との壁の厚さもチェック


隣住戸からの話し声やテレビなどの音は、隣住戸との境の壁が厚ければかなりカットできる。新築マンションの場合、18cm以上が目安となる。

2 給排水の遮音対策

住戸の間取図に「PS」と書かれた部分は、マンションの上階から下階にわたって通された給排水管(たて管)用のスペースだ。PSが居室と接しているときは、上の階で流した水音が響くことがあるので、排水たて管の防音対策がとられているか確かめよう。具体的には、パイプスペースをボードで二重に囲み、配水管を防振ゴムシートなどで支えるなどの対策が多い。

 また、右の図のように、寝室にする部屋に、上階や隣の住戸のキッチン、トイレ、浴室などが接していると、夜中に水を使う音が聞こえることもあるので、事前にパンフレットの図面集などでチェックしておこう。



最近は、自由に間取変更ができるマンションもある。この場合、上階や隣の住戸の水回りがどこに来るのか不動産会社に確認してもらおう

3 外からの騒音対策

線路や幹線道路沿いに建つマンションは、防音効果のあるサッシ窓が利用されているかチェックしよう。また、換気口から音が漏れてくることも多いので、換気口に防音フードがついているか確認を。

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