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住宅ローンの返済額を途中で見直すことはできないの?

借入時に決めた住宅ローンの返済額は、完済まで変更できないわけではない。住宅ローンの返済途中でも、家計の状況に合わせて返済額を見直し、早めの完済を目指そう。

返済に余裕があるとき

ローンを借りてから収入がアップした、あるいは子供が独立して家計がラクになったなど、返済に余裕ができたら、今度は返済額を増やして早く借入金を返すことを考えてみよう。

1 返済額を増やして返済期間を短縮する

返済期間を途中から短縮すると返済額は増えるが、返済期間を短くした分の金利負担がなくなり、総返済額を減らすことができる。ただし、銀行ローンの中にはこういった変更ができないものもあるので、借りる前に「返済途中でどんな変更ができるのか」確認しておこう。

資金計画例(フラット35を3000万円、35年返済で借りた場合)



2 まとまった金額を繰り上げ返済する

住宅ローンの返済と並行して貯金をし、まとまった金額を一度に返す繰上げ返済なら、どのローンでも対応可能。

詳しくは… 繰上げ返済をすると、どのくらいトクするの?

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返済が苦しくなったとき

ローンの返済中に収入がダウンしたり、子どもの教育費がアップしたりで返済が苦しくなることもある。そんなとき一時的に返済額を軽くできるローンを選んでおくと安心だ。

1 フラット35なら返済方法が変更できる

フラット35の最長返済期間は35年だが、これよりも返済期間を短く設定していれば、返済途中で返済期間を延ばし、返済額を減らすことができる。これを「条件変更」といい、ほかにも、ボーナス返済を行う月を変更したり、ボーナス時加算額と毎月返済額の割り振りを変えることができる。また、返済期間を35年に設定している場合でも、収入の減少などの事情があれば、返済額を減らせる救済策がある(下例)。

<例1> 返済期間の延長などにより、返済額を減額する
倒産など勤務先等の事情により返済が困難となっており、年収がフラット35への年間返済額の4倍以下など一定の基準に合う場合は、フラット35の返済方法を以下のように変更できる。ただし、返済方法の変更により今後の返済を継続できる場合に限られる。
・返済期間の延長による返済額の軽減(最長15年)
・さらに失業中の人や、収入が一定以上減少した人は、元金返済を据え置き、利息のみを支払うこともできる(最長3年)。この期間中の金利を引き下げることができる場合もある。

<例2> 一定期間、返済額を減額する
病気・ケガ、その他の理由で返済が困難になっている場合、相談によって決定した一定の期間内で、返済額を減額できる。ただし、減額期間終了後の返済額はそれだけ増加する。

2 返済額を増減できる銀行ローンもある

銀行ローンでも、返済途中で返済額を増減できるものがある。将来のことを考え、こういったローンを選ぶことも大切だ。ただし、返済額を軽くすると借入金(元金)の減り方が遅くなり、通常の返済に戻したときに返済額が増えるので注意しよう。

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