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一戸建てはどんなメンテナンスが必要なの?

一戸建ては、建物の内側も外側も、自分でメンテナンスしなくてはならない。いつ、どこを、どんな風にやればいいのか知っておこう。

1.建物のメンテナンス

一戸建てを長持ちさせるためには、おおよそ5年ごとに、次のような定期点検・修繕を行う必要がある。
定期的な点検の中には、専門知識がないと分からない部分や危険な部分(屋根、小屋組みなど)もあるので、ハウスメーカー、工務店、設計事務所などに依頼しよう。かかりつけの「ホームドクター」がいると心強い。

日常的な手入れと定期的な点検・修繕の目安

基礎点検
(5年〜6年)
床下の換気を保つため、床下換気口のまわりに物を置いてしまわないよう注意。亀裂、不同沈下、換気不良などがないか、定期的に点検。
土台・床組み点検
(4年〜5年)
腐れ、虫食いなどをチェックして補修。取り換えは20年〜30年程度で行うことが多い。
外壁点検
(3年〜5年)
定期的に、色あせ、サッシ周りのシーリングの劣化、金属部のサビなどを点検し、必要に応じて修繕すれば、全面補修の時期(15年〜20年)を延ばすことも可能。
外部建具点検
(2年〜3年)
アルミサッシの立て付けは、調整ねじを回して自分で調整できる。網戸の張り替えも自分で。海岸地域などでは、金属製の雨戸の表面はこまめにから拭きする。
バルコニー等塗り替え
(2年〜5年)
ほこりやゴミがたまると、雨どいの詰まりの原因になるので、こまめな掃除が大切。木部が腐ったり、鉄部のサビを防ぐため、2年〜5年ごとに塗装を行う。
軸組み・小屋組み点検
(10年〜15年)
柱や筋かい、梁など家の骨組みの、腐れ、虫食い、傾斜・変形を点検。専門的な知識が必要なので、専門会社に頼む。
屋根点検
(4年〜6年ごと)
専門会社による点検は4年〜6年を目安に行うが、台風の後や年に1回程度は、見える部分だけでもいいので、瓦や石綿板などのずれ、割れ、剥がれがないかチェックしておこう。

2.約30年間のメンテナンス費用はどのくらいかかる?

建物の修繕費用は、30年間で約400万円〜600万円かかるといわれている。また、このほかに住戸内の補修やリフォームも必要だ。床面 積90m2で、内装、障子・ふすまの張り替え、水まわり設備交換すべてを行う場合、リフォーム費用の目安は350万円〜400万円程度。両方合わせて、30年間で約700万円〜1000万円かかるわけだ。

もちろん、建物の材質や日常の使い方、手入れによって、修繕費用は大きく異なるが、長期的に考えれば数百万円単位のメンテナンス費用が必要なのは確か。マンションでは、定期的な建物の修繕に備えて、修繕積立金を毎月集めているが、一戸建ても、将来の修繕に必要な費用を少しずつ積み立てておくことが大切だ。

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