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一戸建ての構造には、どんな種類があるの?

木造の一戸建てには、木造軸組工法、ツーバイフォー工法があり、これに軽量鉄骨を加えたのが、一戸建て住宅の3大工法だ。それぞれの長所短所を知り、プレキャストコンクリート(PC)など、その他の構造についても押さえておこう。なお、いずれの一戸建ても、一定の基準を満たせば、公庫・年金融資で最長35年の返済期間を選べることができる。

1 木造軸組工法

【特徴】

柱と梁を組み合わせて建設する日本古来の工法で在来工法ともよばれる。日本では、高温多湿の気候に対応するため、大きな窓と軒を付けることが必要であり、柱と梁という、いわば「線」によって構成する在来工法は窓を大きくとるのに適している。

【耐久性とローンの返済期間】

通し柱を太くしたり、補強金具を設置することなどで、耐久年数を伸ばす工夫もあるが、一般的に耐久性は標準レベル。一般的な木造住宅のローン返済期間は最長25年(公庫・年金)だが、耐久性に配慮された耐久性木造住宅の場合、最長35年までのローンが組めるものもあり、近年、増える傾向にある。


2 ツーバイフォー工法

【特徴】

ツーバイフォーとは、2×4の英語読みで、断面が2インチ(約5cm)×4インチ(約10cm)の角材を使うことを意味しており、この木材と合板による頑丈なパネルを壁や床とするのがツーバイフォー工法。パネルという「面」を使って箱を組み合わせるように建設する工法だ。壁式構造の特徴は、柱のない大空間をつくりやすいこと。ただし、在来工法のような大きな窓はとりにくくなる。また、すきま風が入らず、気密性・断熱性が高くなるという特徴もある。


【耐久性とローンの返済期間】

水平加重を壁全体で受け止めるため、ツーバイフォーは地震が起きても揺れにくい構造だ。


在来工法ツーバイフォー工法

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3 軽量鉄骨造

【特徴】

鉄骨で建物の骨組みをつくり、パネルを取り付けて屋根や壁、床とする工法。重量鉄骨造と呼ばれる建物より薄い鉄骨を用い、鉄骨を溶接ではなく、ボルト留めするのが軽量 鉄骨の特徴だ。パネルにはセラミックやALCと呼ばれる軽量気泡コンクリートなどを使用。工場で生産されたパネルを現場で組み立てるため、精度の高さと工期の短さが長所となる。

【耐久性とローンの返済期間】

現代の軽量鉄骨造は耐久性、耐火性の高さが特徴。


4 その他の構造

プレハブ工法
Prefabricated Houseの略で、工場であらかじめ(プレ)住宅またはその部材を製作(ファブリケーション)しておき、それを現場で組み立てること。主要素材によって、木質系、鉄骨系、コンクリート系などがある。現場で加工・施工する住宅に比べ、品質が均一で生産効率が高く、工期も短縮できる。

重量鉄骨造
軽量鉄骨より分厚い鉄骨を用い、鉄骨同士を溶接する工法。軽量鉄骨より丈夫だが、工費も高くなる。

プレキャストコンクリート(PC)造
工場で、鉄筋コンクリートの床パネルや壁パネルをつくり、建設地で組み立てる工法。現場での工事を簡略化し、工期も短縮。その一方で、鉄筋コンクリートの強度を高めるといった長所もある。工費は高くなる。

鉄筋コンクリート造
現場で木枠を組み、セメントと骨材と呼ばれる砂利を流し込んで造る工法。マンションと同様に造るため、耐久性は高いものの、工費も高くなる。

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