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結露やシックハウスに悩まないマンションを選ぶなら?

結露は、室内の湿気を含んだ暖かい空気が、冷たい窓ガラスなどに触れて水滴になる現象。マンションは気密性が高いため室内の空気が動きにくく、窓だけでなく部屋の隅や天井、押入れなどの結露の発生も多いようだ。 結露を防ぐ、マンションの工夫を紹介しよう。

新築マンションのチェックリスト


1 省エネマンションは結露も少ない

結露を防ぐには、建物の断熱性能を高める必要がある。断熱性能とは、外の気温(暑さや寒さ)を室内側の窓ガラスや壁などに伝えにくくすること。この性能が高いと、夏涼しく冬暖かく暮らせる“省エネ”のメリットもある。

※昭和56年以降適用されている基準で、「新耐震基準」とも呼ばれる

1「複層ガラス」でサッシ窓の断熱性能を高める

「複層ガラス」は、2枚の板ガラスの間に乾燥した空気を挟んでいるため(右図)、外の気温が内側のガラスまで伝わりにくい。このガラスをサッシ窓に利用する新築マンションが増えている。
※図はすべて概念図

  2「外断熱」工法の物件は建物の寿命もアップ

マンションの一般的な断熱工法は、右図の「内断熱工法」だが、最近は断熱効果が高く、建物の寿命を延ばす効果もあるとして
「外断熱工法」を採用する物件も登場している。


内断熱工法−−屋上と1階部分の床下はコンクリート壁の外側に断熱材を入れるが、外壁部分については、コンクリートの内側(住戸内)に断熱材を入れる工法



外断熱工法−−コンクリートの外側をすべて断熱材でくるむ。コンクリートが気温差によって膨張、収縮しにくく、ひび割れが起きにくいメリットもある

2 断熱性能の見極めポイント

建物の断熱性能のレベルが知りたいときは、下の3つの「省エネ基準」のうち、どれに当たるか聞いてみよう。また、住宅性能表示制度による「評価書」が付くマンションでは、断熱性能の客観的な評価も知ることができる。
旧省エネ基準(昭和55年以降)
新省エネ基準(平成4年以降)
次世代省エネ基準(平成11年以降)
29%〜58%削減13%〜48%削減
断熱効果はどのくらい違う?モデル的な条件の住宅で、省エネ基準のレベルを上げることによって見込める、冷暖房などのエネルギー削減量
結露もシックハウスも、一番の対策は「室内の換気」。機械換気にだけ頼らず、こまめに窓を開けて、空気を入れ換えよう。

3 マンションのシックハウス対策

シックハウスの原因となる化学物質は、壁紙やその下地や接着剤、フローリングの合板や畳、ドアなどの建具など、住戸内のさまざまな建材に使われている。しかし、昨年、新築住宅に、シックハウス対策が義務付けられた。主な内容は、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどを発散する建材の使用料の制限、新築マンション(高気密・高断熱住宅)については24時間の機械換気の設置などだ。気になる人は、シックハウス対策のとられた建材を使っているか、どのような換気方法をとっているか聞いてみよう。

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