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買うvs借りる?長い目で見ればどっちがトク?


現在賃貸住宅に住んでいるアナタは、マイホーム購入のメリットとデメリットについて、どう考えている? 購入派と賃貸派の意見が分かれた、下の3つのテーマについて、実際のところはどうなのか調べてみよう。
購入派VS賃貸派 それぞれの言い分は?
購入派の意見 VS 賃貸派の意見

老後は賃貸だと不安 43.0%
買うほうが借りるより住居費がトク 18.4%

購入すれば自由に部屋が使える 50.0%
購入のほうが住宅の質が高い 13.9%

資産になる 28.2%
家賃がもったいない 56.6%

そもそも家は持つべきだと思う 26.3% 社会的な信用ができる 13.6%

お金について

暮らし方について

資産価値について

そのほか

住宅ローンをかかえるのはイヤ 30.8%
頭金を用意するのが大変そう 20.2%
借りるほうが買うより住居費がトク 20.2%
自由に住み替えたい 45.7%


資産価値が下落する可能性がある 16.6%

転勤の可能性がある 27.0% 住居費より他の生活費を充実させたい 18.5% 将来、親の持ち家で同居する可能性がある 26.4%

※リクルートおよび21C.住環境研究会調べ(2003.10月〜12月調査)
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1 今後50年間の住居費を比較すると、どっちがトク?

今すぐ購入する場合・賃貸し続ける場合の、50年間の住居費を試算してみよう。
購入は、永住するという前提で広い間取りを選び、賃貸は、ライフスタイルの変化に応じて住み替えると仮定した。
最初のうちは購入のほうの支出が多いが、住宅ローンの返済が終わればグンと減る。
長い目で見ると、購入のほうが、住居費支出が少なく済みそうだ。
ライフプラン 賃貸し続ける場合(※1) 購入する場合
現在 夫/30歳
妻/28歳
ディンクス

年収/夫600万円
妻400万円
42m2の2DKを借りる
契約金/80万円
(敷金・礼金・仲介手数料/家賃の5ヶ月分、引越し代/30万円。以下同じ)
  家賃/10万円
(管理費込み、2年ごとに更新。更新料は賃料の1ヶ月分とする)
価格4300万円、77m2(3LDK)の
新築マンション購入

購入時/1040万円
(頭金860万円、購入諸費用150万円、
引越し費用30万円


毎月の住居費17万4343円
(ローン返済/15万1303円、
管理費・税金/2万3040円)(※1)
5年後 妻退職
6年後 第1子誕生 56m2の3DKを借りる

● 契約時/98万円
● 家賃/13万6000円
9年後 第2子誕生
15年後 子ども2人が
小学生になる
67m2の3LDKを借りる

● 契約時/111万円
● 家賃/17万円
● 11年目以降の住居費/19万5784円
(ローン毎月返済額/15万6434円、
11年目の管理費・税金/3万9350円)
23年後 第2子高校に入学 77m2の3LDKを借りる

● 契約時/123万円
● 家賃/19万6000円
30年後 未定年退職 30年後ローン返済終了

● 31年目以降の住居費/4万150円
(管理費等、税金)
32年後 子ども2人とも独立 56m2の3DKを借りる

● 契約時/98万円
● 家賃/13万6000円
50年間の住居費合計 9979万円 8945万円

1賃料は「フォレント」のデータより試算 ※2住宅ローンの内訳は公庫基本2420万円、民間ローン1020万円
(ボーナス時返済なし。金利は平成16年7月21日現在)。 管理費は5年ごとに約5%上昇すると仮定。
 税金(固定資産税・都市計画税)は、各年の税額を月換算している(土地評価額1290万円、建物評価額1230万円として試算)。

住宅ローンも、返済終了までの返済額(金利)が最初から決まっている固定型など、長期間、安全に返済できるタイプもある! 詳しくは・・・


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2 購入と賃貸、暮らしの満足度はどっちが高い?

分譲マンションと賃貸マンションの住み心地には、下のような違いがある。
どちらをよしとするかはあなたの価値観次第。ゆっくり考えてみよう。
分譲マンション 賃貸マンション
暮らしの自由度 住戸内は自由に使える。リフォームで間取り変更することも可能。最近はペット飼育可のマンションも増えている
暮らしの変化に合わせて、住み替えが自由にできる。しかし、住戸内の使い方については規制が多い
広 さ 首都圏の平均専有面積は75m2。東京23区でも、60m2〜80m2の供給が多い 主流は50m2台、ファミリー向きの3LDKタイプの供給は少ない
室内の開放感 天井高は2.4mが平均的。リビングのサッシ窓の高さも、2m以上ある「ハイサッシ」が増え、明るく開放感がある 建築基準法ギリギリの2.1m〜2.3m程度
騒音対策 音の伝わり方に影響を与える、壁と床の厚さは20cm前後 壁と床の厚さは、15cm〜18cm程度
設 備 浴室乾燥機、床暖房、ウォークインクロゼットなどは、分譲では標準的な設備だが、賃貸で設置している物件はまれ。システムキッチンのグレードも分譲のほうが高い。
共用部分 分譲では、キッズルームやライブラリー、スポーツジムなど共用施設が充実したマンションが増加中。快適な暮らしを送ることができる。セキュリティーやバリアフリーへの対応も進んでいる。

3 マイホームの資産価値、どう考えたらいい?

「住まいの資産価値」というとき、あなたは何をイメージするだろうか。
何らかの金銭的な価値をイメージするなら、はっきり言って資産価値は期待できない。ある調査(※)によると、
築10年の中古マンションの売却価格は、新築時の平均6割。駅から近いなど立地がいい物件でも7割にダウンするという。また、しばらく住んだ後賃貸にする場合も、住宅ローン返済とその他の住居費をまかなえるほどの賃料を、設定できるケースは少ないようだ。

しかし、「自由、快適に暮らせる」「一生住み続けられる」など、利用価値として考えるなら、その価値は十分にある。シミュレーションなどでも分かる通り、長い目でみれば購入するほうが住居費支出が少なく、老後の安定した暮らしを支える基盤になりそうだ。
※東京カンテイ(2003年・首都圏)の調査より

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